筆者たちはペルー リマから飛行機を使って「陸路では行けない世界最大の町」同国イキトス(Iquitos)へ。
その後船を2度乗り継いでアマゾン最大の町マナウスへと渡った。ここではその時、利用した方法とその他のオプションを合わせて紹介したい。
■目次
筆者たちがここへ来た目的は通称ハンモック船を使ってアマゾン川を下り、マゾナス州の州都「マナウス(Manaus)」まで行くことだ。
なぜ通称ハンモック船なのか?それは個室を予約していない乗客は、ハンモック(要持参)を吊るし、それを寝床に到着までの4日間を過ごすのだ。
私たちはハンモックに揺られながら子供の頃から知っている、あのアマゾン川を眺めて過ごす贅沢をどうしても味わいたかった。
実際ハンモック船での4日間、アマゾン川を眺める以外、これといって何をした訳でもないが、私の中でこのアマゾンクルーズは忘れられない一瞬となった。
イキトスからマナウスまで行くには、まずイキトスからブラジルとの国境の町「サンタ・ロサ(Santa Rosa)」まで船で入り、そこからブラジルの町タバティンガ( Tabatinga)へ行き、別の船に乗り換えマナウスへ。
この国境のエリアはスリー・フロンティア(Three Frontiers)と呼ばれていて、ペルー、コロンビア、ブラジルの3カ国が国境を接している。コロンビア側の町の名はレティシア( Leticia)。
この3つの町を行き来するのに特にパスポートのチェックなどはなく自由に移動できる。ちなみに国境線が接するところはちょっとした観光地になっている。
1.スローボート
所要: 2泊3日 通称ハンモック船
料金:80ソル /約2,650円 ※食事付き
2.スピードボート
所要:約6~8時間 早朝出て昼間に着く。
料金:120〜200ソル /約4,000〜6,500円
3.中間スピード(フェリーボート)
所要:約12時間
料金:80ソル /約2,650円
4.【その他】飛行機
所要:約1時間
料金:220ソル /約7,300円
イキトスに着いたらまずは、ペルーのどの町にもある「アルマス広場(Plaza de Armas)」の近くにある「i Peru」というペルー政府が行っているインフォメーション・センターに行こう。
そこで船でサンタ・ロサへ行きたい旨を伝えると船のスケジュールをくれる。ほとんどの船のチケットオフィスはアルマス広場付近にあるので、すぐにお目当ての船のチケットを買いに行こう。
筆者が行ったチケットオフィスは英語が喋れる人がいた。
チケットを買うとチケットと一緒に注意事項が書かれた紙を貰えるので、それで出港する港を確認できる。筆者たちは「Puerto Enpau」から出港だった。
もう一つ出港する港があるらしいので注意しよう。スピードボートの場合はどれも朝4時辺りには港に行かないといけないので、ホテルでトゥクトゥクを予約してもらおう。
船がスリー・フロンティアに到着するとすぐに小舟タクシーが寄ってきて、行き先を聞いてくる。
ペルーの町「サンタ・ロサ(Santa Rosa)」、ブラジルの町「タバティンガ( Tabatinga)」そしてコロンビアの町「レティシア( Leticia)」のどれかを言えば、小舟タクシーがそこまで連れてってくれブラジルかコロンビアの場合は出国の手続き、入国の手続きまで付いてきて教えてくれる。
ここから船でマナウスに行く予定の人はほとんどスリー・フロンティアに宿泊することになるはずだ。悪いことは言わない、レティシアに宿泊しよう。
理由はサンタ・ロサは島なので、ブラジル側に行くのにいちいち船に乗らないといけないので不便。
レティシアとタバティンガを比べた場合、レティシアの方が雰囲気も良く、旅行者に対してウェルカムな感じで居心地が良いし、ホテルやレストランの数も多い。
レティシアとタバティンガの間は特にチェックもなく国境を行き来できるのでコロンビア側に滞在しても全く不便がない。
【攻略!】コロンビアのレティシアからブラジルのマナウスまでアマゾン川を船旅!2/2
【攻略!】レティシアからブラジルのマナウスまでアマゾン川を船旅!ハンモック船の様子3/3
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