ペルーのイキトスからスピードボートでペルー、コロンビア、ブラジルの3国が国境を接するエリア「スリー・フロンティア」に入った筆者たちは、ここからブラジルに入国し、スローボート、通称ハンモック船に乗ってアマゾン最大の町、マナウスへと渡った。
前回の記事:イキトスからスリーフロンティアまでの行き方。
【攻略!】ペルーのイキトスからブラジルのマナウスまでアマゾン川を船旅!1/2
今回の記事は、スリー・フロンティアからスローボートでブラジルのマナウスまでの行き方。
1日目
スリー・フロンティア到着→ホテルへチェックイン
2日目
コロンビア出国→ブラジル入国→スローボートのチケット購入
出港日
いよいよ3泊4日のアマゾン川クルーズへ
■目次
コロンビア側の町「レティシア(Leticia)」に宿を取ったら、コロンビアの出国手続きをし、ブラジルへの入国審査を済まそう。
まずはコロンビア入国する時に行ったイミグレーション・オフィスに行って出国手続きをしよう。
レティシアにはイミグレーション・オフィスは2つあり、ひとつは空港でもうひとつは上記地図の場所。イキトスから船でスリー・フロンティアに来てコロンビアに入国する場合は、ここで入国審査をすることになる。
コロンビアの出国スタンプを貰ったら次はブラジルのタバティンガの連邦警察署へ。そこの一角に入出国審査をしてくれる場所がある。
バイクタクシー、トゥクトゥクを利用するか、乗り合いミニバスがレティシア~タバティンガ間をぐるぐるしているので、それに乗って移動しよう。
バイクタクシーかトゥクトゥクは値段交渉が必要。一番安いのはミニバス。フロントガラスの中に行き先、「Leticia」または「Tabatinga」と書いてある。
止めるときは手を上げて合図。降りる時も運転手に合図をする。はっきりとしたルートはわからないが、上記地図に記した感じのルート。
この辺りのエリアはgooglemapがしっかりカバーできてない。この辺りにマナウス行きの船乗り場/チケットオフィスがある。
maps.meの方がこの辺りに強く「Fast boat to Manaus」というのが上記の地図辺りにあるので、そこが乗り場/チケットオフィスの場所。
料金:220レアル(約6,500円)
所要時間:3泊4日
ボートで必要な物は全てレティシアで手に入る。必要な物と、持ってたら色々と便利な物をリストにした。
これがないと始まらない。安いのからそれなりの値段の物まで幅広くあるが、筆者たちは何件かまわって一番安い物を買った。20,000ペソ(約720円)。
寝心地の良さそうな大きな物もあったが、一番安いのでも強度的にも全く問題なく、十分だった。
ハンモックを設置する時に使う。ハンモック1つにつき2本必要。
長さによって値段が変わる。1メートルで6,000ペソ(約210)。間違えて少し良い紐を買ってしまったが、もっと安いのでも十分だった。
夜は結構冷える。暖かくできるものを持っていこう。
調べた情報だと飲料水が必要とあったので3泊4日分購入していったが、船の上には冷えた飲水をいつでも飲める機械があった。
船によって違うかも知れないので、念の為持って行った方が良いかも知れない。
食事は朝、昼、晩と3食つくが、口に合わない場合、小腹が減った時にあると嬉しい。売店もあるがろくなもの売ってなかった。
必須ではないが、お酒好きな人は持って行こう。暇な時間だらけだし、ハンモックに揺られアマゾン川を眺めながら飲むお酒は最高だ。
インターネットなんてもの船の上にはないので、本など暇をつぶす物を持っていこう。
船には水シャワーがある。アマゾン川の水をそのまま汲み上げているだけという噂だが、昼間かいた汗を流せるにはありがたい。シャンプー、ボディーソープ、タオルなど。
荷物を保管するところがないので、柱などに荷物を縛り付けておくのに必要。
当日ハンモックをかけるのは早いもの勝ち。早めに港に行こう。
船に乗り込んだらまずは警察が麻薬犬を伴って荷物チェック。怪しいものがなければ中身までは見られない。
荷物チェックが終わった人から客室にあがりハンモックをかける。かけ方が分からなくても船の乗組員が手伝ってくれるので安心。
集合時間は朝8時か9時。とてもややこしいのが、コロンビアとブラジルには時差がありコロンビアはサマータイムを導入していなく、ブラジルはしている。
ややこしいので、スリー・フロンティアの時間は統一されているとのことだったが、船に乗り遅れたら困るので、しっかりホテルの人などに確認しよう。