■目次
ブラジルのね!
やっぱりブラジルは本当に楽しかったから、こうやって思い出描くのが終わっちゃうのはやっぱり寂しいな~
私たちはリオの2日間を終えると、すぐにイパネマへと移動した。
あのイパネマの娘が生まれた場所。
ぜひ、聴きながら読んでくださいね!
今聞いてもいい曲、なんて可愛らしい、ムーディーな曲なんでしょうねえ。
一人でこうして書いてると、ラジオみたいに独り言になるから、自分の感想を言った後に、「あ!ハガキがあるみたいですね~」とかやりたい。(・・何者)
この地域、イパネマは治安がいいけど物価も高いらしい。
4泊かな。いたのは。
ここのホテルはキッチンがあるのに使わせてもらえなくて、これが結構辛かった。
毎日チーズがたっぷり入ったパンとかピザが1日に一食は必ず入ってきたし、安食堂みたいなとこで食べたチキンは美味しかったんだけど油ぎってたし。
お昼ご飯は基本的にビュッフェに行って野菜中心に取るようにしてたからよかった。
夜は本当に辛くて毎食毎食半分も食べないうちにもういらない。と。
それでもブラジル入りの時は、船に乗ったりして寝られなかったし、体の状態も悪くてかなり痩せた感じがしたから、痩せないように食べなきゃって毎回イヤイヤ口を動かして胃に水で流し込む作業。
食事が合わないとかって本当にあるってこのとき初めて体感したかも・・・。
この時期、2018年6~7月はワールドカップをやってたんだ。
で、私たちも日本vsコロンビア戦を敵国で観戦したり、アマゾン川を下りながら、観戦したりしてたんだけど、ブラジルは数日前にベルギーと戦って敗れた。
で、ブラジル人はその後W杯を見るのか見ないのか?
・
・
・
見る!
これが、本当に自分の国は出てないのに、そんなに本気で観るの?ってくらい。
結局最終的にどこが勝つのかがどうしても気になるらしい。
そして、それがいつかブラジルの大事な決戦の相手になるだろう・・・と思ってるのかも!
後に、映画「PELE」を見たら、あまりのペレのスゴさに感動したんだけれど、
この映画見たら、ああ!だからペレって、サッカーってブラジルで重要な存在なのか~って納得できる。オススメですよ!
リオで見た人たちも、サッカーを見るときの眼差しは真剣だった~。
イパネマビーチはとっても綺麗で透き通ってた。
そこにいる人たちの水着はみんな小さくて、お尻は丸出し〜!ほとんどの人が Tバックというかブラジリアンパンツで。
なんかいいな~それ。と欲しくなったけど、いざ買いに行くとどれもイメージと違くて買えず・・・。
それからバレーボールやサッカーをみんなやっていたけど、とにかく運動神経がよくて、その輪の中に入って行く勇気が出なかったし、ちょっとこちらに来たボールでさえ、キックで返すのは気が引けてしまった・・・。
コパカバーナビーチでも同じでみんな、本当にボール遊びのレベルが半端じゃなく高くて、見ているだけでも本当に楽しかった。
そういえば、私ってもう得意なスポーツとか今は無いかも・・・アレ?そもそもあったっけ?
私の話は置いて、コパカバーナビーチの方がもう少しリラックスした感じ。
イパネマビーチはみんな体を鍛えていい体でアピールしてトレンディな感じのキラキラした感じがあったけれど。
コパカーナの方は本当にその辺に住んでる人たちがゆったり海水浴・日光浴をしてるって感じだった。
こんな素晴らしい景色を前にしているのに、私はどっちのビーチでも水着にならなかった。
彼に言われて気づいたんだけど、私日焼けに弱くてすぐシミができるからそもそも水着一丁になることがない。
それで言われてしまったんだけど・・・
H「だから水着買う必要無くない?」
C「え?それでもほしいよ!」
H「ラッシュガード脱がないなら一緒じゃん。。」
C「まあ~そうだけど、ね~やっぱ可愛いのあったら脱ぐんじゃん?」
H「・・・・」
信用できないようでした。
で、水着を諦めて、ミモレ丈のスカート。ショートパンツの代わりに購入。
ショートパンツって夏とか履きたくなるけど、これも日焼けして真っ赤になるから、私の場合シティー使いならokだけどそれ以外の場所ではNG。
でスカートなら汚いトイレも楽にできるし日焼けしないってことでこれを購入。
あったかい場所ばかり行く長期旅にはこれがちょうどいいんだな。
水曜日の夜だったら、ここのバーで音楽が聞けるよ!とホテルのオーナーに教えてもらった場所へ。
夜中に出歩くなんて恐いよ。。と思いながら、早足で向かう。
8時ごろだった。
ホテルからは20分くらいだっただろうか?
誰かが近くを通り過ぎるだけでも恐かったけど、H「多分。まあまあ人がいるってことはまだ大丈夫だな!」
って一言を聞いて、そうか。大丈夫だ!と思うと歩けた。
特に何も起きなかった。
そして店に到着。
投げ銭形式でビールは自分でもらってきて申告する形式。
この方式本当に平和な感じですごい素敵だし、カッコイイ~!
「別にお金のためにやってるんじゃ無いの、楽しいから、それだけヨ!」
って。ことでしょ?
落ち着いた雰囲気が大人の溜まり場と思わせるこのBar、“Bip bip”では、.
水曜夜は地元のアーティストたちがお酒片手に心地良い本物の演奏を聴かせてくれる。
それに、時間に関係なくミュージシャンが出たり入ったりして行くのも興味深い。
客だって、アーティストだって自分のタイミングで出て行くのさ~。って。
素敵だね。
「この店では、拍手の代わりに手を振るというのが“ブラボー”になるからね!
近所迷惑にならないように、シーッ!」
とビール台帳を描いてるおじさんが言ってて、音楽の方は許してくれるご近所もこの拍手もなんだか粋だわ。
思いやりと許しの心!ステキ。
気分の良い空間とステキな音楽にお酒も進んじゃった~!(ビール3本!)
ぎゅっと握りしめたありったけの小銭をチャリンっとボックスの中に入れて、二人で早足駆け足で帰った。
フゥ、何も無くてよかったし、コパカバーナとイパネマは噂通り安全な方みたい!
ここには悩みに悩んでから行った。
っていうのも、あの銅像見るだけだったら興味ない・・・っていう。
でも・・・アレも、ブラジルらしく他のどの国もやっていないキリスト様を巨大化するっていう型破りな発想だし、やっぱり景色もいいらしいから見に行こう!と朝一に頂上まで登れる電車を予約した!
朝5時半過ぎに起きて8時の電車に乗るために6時過ぎに出発。
7時半には駅に着いてないといけないというルールに合わせてかなり早起きして電車とTAXIを使って到着。
一番乗りで駅に着いた。
なのに、人数が集まらなかったのかな・・・
「8時20分から電車動かしま~す!」って。(笑)
この電車、実は近くにファベーラがあるからそれを回避するために出来たらしく、私たちも登れることは知っていたけれど、安全第一でこれに乗車した。
そういえば、この時ああ、世界にはこんな国もあるんだな〜!と思ったのが、
ドレッドもいるし、パーマもいるし、口ピアス、鼻ピアス、タトゥーが首や手に入ってる。
そういう人もスタッフにいて、そんなことは別に仕事と関係ないとされている。
パーマって言うけどそもそも天然パーマとか金髪も地毛の場合もあるしね。
タトゥーとか、ピアスとかも気にされないって確かにホワイトカラーのビジネスマンなら難しいかもしれないけど、こういう場所ではそんなに関係ないか。って納得したし、それでいいよねと思った。
私は、個性とかそういうのが好きだし自由な風土が好きだ。
とまあ、電車は山の間と脇をスルスルと登って行って、20分くらいで到着。
どうなんだろうな~と思っていたけど、
想像以上に綺麗だった!キリスト像のある山からの景色!
おそらくこの街の中で一番高い場所にあり、ブラジルの異質な地形を360度見渡せるのはここだけらしい。
これはその2日前に登ったロープウェイの上の景色とは大違い!
どっちかしかいけないなら絶対にこっちをオススメしたいし朝一番が人いなくて最高だった!
それにしても地球っていうのは素晴らしいものだと思った。
いろんな地形があって、日本では想像できない形の場所に都市があって。
2人でまた話した。
H「やっぱりブラジルいいよな~人がいいし、リオは最高だな~。」
C「そう?リオは色々揃ってていいけど、危ないじゃん、子供が出来て夜遊びするなんて言い始めたらどうするの?」
H「どうやって回避するか教えればいいんじゃない?」
C「それで守れると思う?」
H「わからないけど、住んでる人たちいるから大丈夫じゃないの?」
C「まあ、そうかもしれないけれどね。。。」
H「でもさ、音楽もあるしさ、ボサノバの聖地なんて最高じゃない?それにこんなに自然が近いんだよ?
海もあるし、山もあるし。
それにブラジル人のいろんなことを気にしない感じがさ、やっぱりいいよ。」
C「そうだね、それはたしかにそうだね!なんでも近いしね。
でも、立地的にはね~日本からもヨーロッパからも遠い国だからな~。」
H「関係なくない?
生きてく場所なんて、別に友達と会えなくても!」
C「友達は・・・。人生を選ぶって意味じゃそうかもしれないけれど、私は日本の友達にだって会いたいと思うよ。」
H「自分の人生を変える事を選ぶときに友達を基準にするのは良くないと思うよ、友達って変わっていくし、実際住んでみたらこっちでも新しい友達ができるだろうし・・・
それに近所の国に住んだら、愛の友達はそんなに会いに来てくれるの?
まあ、わからないけどさ、自分が好きなところに住んだほうがいいよ。
自分の人生なんだから。それに、本当に友達だったら離れてても関係ないと思わない?」
C「でも親とかとも会えなくなるよ・・・?私別に親と仲悪くないし、今までだってたまにだけれど会いに行ってたよ。」
H「親のことは、わかるけど・・・。
まあ、これから生活する場所になるかもしれないんだから、いろんな場所を候補として考えた方がいいよ。」
C「そうだね、たしかに全部一旦置いて見たら、良い場所だと思うよ、楽しいし人も気温もあったかいしね。ブラジルと日本は昔から親交があるしね」
なんだかんだ言いながら、ここに住むのもアリかもね!と落ち着いた。
移住候補として、南米ではチリとブラジルがランクインした。
さて、6月23日に入国したブラジルを遂に出ることとなった。
が、その前に行かなきゃいけない場所がある。
それは、世界三大瀑布のあの場所!
イグアスだ。
実はあのイグアスはブラジルとアルゼンチンの国境にあって、より面積が大きいのが、アルゼンチン側のイグアス。
だから、今日はこれからアルゼンチンに入国する!
そして、今日は7月18日。
スペインに飛ぶ31日まで二週間弱。
飛行機でリオデジャネイロからブラジルイグアス空港に到着した私たちはバスに乗って、アルゼンチン側へ。
ブラジルから乗って来たバスの運転手はアルゼンチンに着くと
「ここで降りるんだ。そこにイミグレーションがあるからな。」
と言ってバスの戸を開けてくれた。
ああ、親切だねえ、きっとここで待っててくれるんだ。
と思いきや!?
バスは、そのまま出て行ってしまった。
H「あれ?バス行っちゃったね?この後またバス待つってこと?」
C「わかんないけど、そうなんじゃない?多分。。とりあえずスタンプもらいに行こうよ!」
H「行っちゃうのかよ・・・待っててくれないのかブツブツ・・・」
C「あそこっぽいよ~!行こう!」
重い荷物を持って、スタンプをもらって、もう一度同じバス停に戻る。
他の何人かの旅行者たちも同じように待っていた。
けれど、待てども待てどもバスはこない。
気づけば時刻は16時を回っていた。
うっそ、15時前に来てたはずなのに・・・・。
1時間以上待たされた。
そして、遂にバスがやって来た!と思ったが通り過ぎて行った。
これだけ待った挙句、スルーかよ・・・。
気が持たない・・・。
しかも西日が強い。暑い。喉乾いた。でも周りに何もない。
いや、目の前に割高だけど移動販売してくれるおじさんが現れたんだ。
でもあまりにも高かった・・・。
だって普通の3倍!?
それはちょっと、、、買わなかった。
喉カラッカラだったけどね、脱水症状になるから買うべきだった。けど、こちとら節制旅行なんですわ。
ビールなんて勧められたってここじゃ飲めないの!
おじさんはキンキンに冷えたビールを箱から出したり入れたりしながら宣伝して、結局fantaと水が数本売れたようだった。
そういえばこのあたりには小さなファベーラもあるとか。
緊張感あった。
そして、待ちに待ったバス二台め!
やっと止まってくれて、みんなで胸を撫で下ろしてバスに飛び乗った。
やっとイグアス見れる~!とイグアスに行くため早めに起きて、バスに乗る。
前々日はコルコーバードのキリスト像を見るために5時起き、翌日も空港へ行くため、5時起きが続いたため、弱音が出た。
C「今日はもうそんなに早く起きなくてもいいでしょ・・・。
H「うん、そうだね。」
C「っじゃ、・・・7時半で!」
H「いいね~7時でもなく、8時でもなく、7時半!そうしよう。」
というわけで、始発ではいかずにちょい遅れめで行ってみたら・・・・。
ヤーバーイ!人超いる!!
これはやばい!
C「H!この列、めっちゃ早いから、ここ並んで!私トイレ!」
H「え?あ、わかった。」
同じチケット売り場でも全然流れが違うぞ~ってこういうの見極めるのは無駄に得意なんだな。私。
チケットを購入すると、ダッシュで中に入って、次のポイントへ。
というのもイグアスの滝って見るポイントがいくつかあるらしく、私たちは一番遠いところからやっぱり見ましょう!と。
なんかあるよ!列があるよ!
とりあえず並びましょ!
みんなが並んでる列には並びたくなっちゃうってが私たち日本人の血ってやつでしょ?
チケットもらって、よーし!乗るぞ!ってとこで、一度スタッフに確認して見た。
H「この列車はどこ行きですか?」
店「これはC地点いきだよ、でも歩いても行けるよ!速さもそんなに変わらない。」
H「え、あっそうなんだ、ありがとう。」
C「え~変わらないの?まあいいや、せっかくチケットもらったし!走ろ!」
H「え?走るの?」
C「ほら!席ないよ!早く!」
自分で書いててギャグだと思うけど、私たちっていつもこんな感じな気がする。
おとぼけとおとぼけ、ツッコミと突っ込み不在の間・・・。
で、よっしゃー!ついた!って次の目的地までの列車でチケットもらおうとしたら・・・。
なんか嫌な予感。。
めっちゃ混んでるね。みんな休んでるね。
なんかもらったチケットにC-4って書いてあるね?
これ何・・・?
C「あれ、今ってさ、多分 B-6って書いてあるよね?」
H「そうだね。」
C「その先ずっと見て?」
H「 A-7.8,9,10,B-1.2.3.結構あるな。。」
C「大体15分おきって言ってたでしょ?てことは、、、?」
H「1時間以上?」
C「長すぎじゃない?そんな待ってられない。聞いてみよ、ここ歩けるか!」
確認したら、歩いて行けることがわかった。
よっしゃ!足腰鍛えてきた甲斐があるわい!
そりゃ!2kmなんて朝飯前じゃい!(どうした?)
前を歩く人たちをズンズンと抜かした。
すみません、こういう小言も大事な思い出、と思って書いてたら、またイグアスにたどり着けませんでした・・・。
次回!ついにイグアスの滝~。