自宅出産前に準備したいこと!

こんにちは!スペインイビザで12月に自宅出産したChikaです。

ここでは、私が自宅出産をした後にもしも2回目があるなら、「準備しておきたい!」ことについてお話していきます。

自宅出産の内容については、こちらの記事にて。

では早速!

・産後のシャワー(ママver. & ベビver.)

・産後の赤ちゃんとずっと一緒にいること

・産後の縫合

・産後のお世話とサポート

・産後、赤ちゃんの検診

以上の5つについてお話しします。

産後のシャワー(baby ver.とmama ver.)

赤ちゃんを出産した後、胎盤を体外に出します。

産後1〜2時間以内には完了し、これには痛みは伴いません。

赤ちゃんのシャワー

赤ちゃんの体は洗いません。

新生児の生まれたての体には胎脂というチーズのような物質が全身についています。

これは出産をスムーズにする役割の他に以下の役割があります。

(1) 乾燥、細菌などの刺激から守る

(2)体をあたたかく保温する

以上のことから、私はドクターから5~7日は赤ちゃんを風呂には入れないように言い渡されました。

娘の体にはへその緒もついていたので、誕生から6日間はお風呂には入れず、温かいガーゼで軽く優しく拭くだけにとどめました。

白い胎脂は赤ちゃんの体に吸収されていったようで見た目はすぐに普通の肌のようになりました。

1週間後からは普通に毎日のルーティンとして沐浴は通常通り入れています。

ママのシャワー

出産後、胎盤を体外に出し切ると、休むことなくシャワーを促されました。

ここで休んだとしてもシャワーには入ってしまったほうが良いです。

この時Doula(介助人の女性)が付き添ってくれるので、仮に貧血気味で倒れたとしても問題ありません。

私自身も26時間の出産でかなり貧血からフラフラの状態だったので必ず誰かに付き添ってもらうようにすると良いと感じました。

5~10分程度で終わらせるとすぐにベッドに入ります。

この時までにベッドシーツを変えてもらえるようにしましょう。

旦那さん1人でやってもらうより、ここで変えておくと楽です。

ベッドに入るとかわいいかわいい赤ちゃんがふにゃふにゃとしながら一緒に寝てくれますよ!

ここからはママと赤ちゃんの1週間の始まりです。

産後の赤ちゃんとずっと一緒にいること

産後、大変だから離れたい・・・という話もよく聞きますが、私はずーっと一緒にいることができてよかったな〜と感じています。

最初の1週間は私はほとんど半裸の状態で過ごしました。

その理由は、最初の1週間は常に母乳をあげること、それから赤ちゃんと肌と肌を直接触れ合って生活する。

この2つがとっても大切だとドクターから伝えられていたからです。

この2つを行うことで、おっぱいの出が良くなる。

肌同士のつきあいをすることで赤ちゃんとの絆を作ることができる。

ということでした。もちろん、それぞれ人によってその効果の差はあるでしょう。

ですが、生まれたての赤ちゃんは子宮から出てきてとっても不安。

なのでお母さんと赤ちゃんがスキンシップを多く取ります。

そうすることで赤ちゃんはお母さんの肌の感覚・お母さんの匂いなどを本能的に学んでいくことができるそうです。

産後の縫合

自宅で自然分娩をした場合、会陰部分が避けてしまうこと、先生によっては切開する場合もあると思います。

私の場合は本当に微小1~3mmの傷が出来た程度でした。

なので、縫合の作業は無し。で、専用の薬を渡されて、なるべく日に何度も塗るように言われました。

しかし、この傷が大きかった場合。

ドクターが縫合できない場合もあります。これは免許の内容や国によって違うので、必ず出産前の話し合いの時に確認をとりましょう。

ドクターが縫合できない場合、産後に病院に行って縫合してもらわなければならなくなるためです。

産後のお世話とサポート

私は日本人の夫との子供をスペインで出産したため、家族はおらず、子育ては私と夫のみで挑むことになりました。

当然産後のクタクタ・フラフラの状態の時に手伝ってくれる人はいません。

なので、夫に3日間は赤ちゃんと私の世話をしてほしい!と頼みこみ、休んでもらいました。

私たちはイビザでラーメン店を2人の従業員とともに営んでいます。

この時、週6で営業していたラーメン屋。

月曜日の朝に出産したので、月曜日は1日休業。

もう火曜、水曜の2日は従業員に任せて1日の営業の昼夜2回終わりごろにチェックに行く程度に留めてくれました。

おかげで、食事は夫が準備してくれてましたし、何か必要なものがあれば夫に全て頼むことができました。

顔色が悪く、歩くのもフラフラの状態が産後2日は続いていたので、人に頼むことができる状態を作っておくことがとても大切に感じました。

この時、きちんと私の要望を受けて休みを取ってくれた夫、店を仕切ってくれた従業員たちには本当に感謝しています。

http://<a data-flickr-embed=”true” href=”https://www.flickr.com/photos/yto/5004662616/” title=”おむつをかえる by yto, on Flickr”><img src=”https://live.staticflickr.com/4113/5004662616_3d0618fbf5_b.jpg”style=”max-width:100%;height:auto;” alt=”おむつをかえる”></a><script async src=”https://embedr.flickr.com/assets/client-code.js” charset=”utf-8″></script>

産後、赤ちゃんの検診

ドクターからは「赤ちゃんは健康なので行く必要はないよ!」と言われていました。

が、3ヶ月をすぎて、国運営の病院に連れていくと激しく嫌悪感を示されました。

「なんで今まで連れてこなかったの?

48時間以内に受けるべき、足の注射、耳の検査はしたの?

オムツが濡れてるじゃない。なんで変えないの?」

など、かなり責め立てられた感じがありました。

娘自身は実際何も問題はなかったので、「なんのためにここに来たんだっけ?」と疑問に感じてしまいました。

(スペインでは国運営の病院で出産し、定期検診もそこで行われています。)

なので、自宅出産前に可能であれば、自宅出産したい旨とその場合に産後に何をする必要があるのか?

は確認した方が良いでしょう。

実際、娘は健康で問題もなく、自宅出産後に同席していたドクターはその辺の確認はしてくれていました。

なので、産後クタクタのママとまだまだ体力のない赤ちゃんを、絶対に病院に連れていかなければならない理由はほとんど無い。と私は感じました。

が、この点は後から問題になったり、後から「あーしておけば、こうしておけば!」となる点にもなり得ます。

なので、気になる方はよく確認しておくといいのかな!と思いました。

以上。

自宅出産後、次回はこんなことに気を付けておくべき!点でした。

いかがでしたか?

自宅出産悩まれている方がいましたら、是非参考にしていただけたら嬉しいです。

また質問等ございましたらお気軽にコメント、メールをお送りくださいね。

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