香港の郊外、沙田にある珍名所「萬佛寺」(Ten Thousand Buddhas Monastery)。
いたって真面目なお寺らしいのだが、そのユニークさから珍スポットとして有名。映画「インファナル・アフェア」の冒頭でロケにも使われた知る人ぞ知る珍スポット。
羅漢像、仏像、観音像など約1万2000体が所狭しと置かれ、お寺に続く参道には黄金に輝く羅漢像が500体並ぶ。そのひとつひとつが実にユニークな表情や形で2つとして同じものはない。
ひとつひとつの羅漢像を見ていくと時間がいくらあっても足りない。しかしそれぞれ表情豊かなので見てしまう。
参道を上がると市内を一望することができる。本堂内には小さな仏像が壁にびっしり1万体以上。
本堂内は撮影禁止なので実際に訪れて見てみて欲しい。ユニークな羅漢像に注目しがちだが、こちらがメイン。一見の価値ありだ。
山の中腹に位置していて本堂まで急な坂と階段がしばらく続くので歩きやすい靴を履いていこう。
野生の猿が生息していて、まれに訪れる人にいたずらをするので食べ物などを見られないように注意。
珍スポットとして有名で、ふざけたお寺に見られがちだが、1957年に建てられた由緒正しいお寺。真面目に参拝している地元の方々も沢山いらっしゃるので、いかに面白くても騒ぎすぎないようにしよう。
また最後まで上がりきって帰るときにも行きとは別の道が用意されていてそこにも沢山の羅漢像がある。
はMTR沙田(シャティン)駅B出口を出て左に進み、バスターミナルそばにあるショッピングセンター(Grand Central Plaza)と沙田政府合署の間の道を入って行くと、案内板がある。案内板が小さいので見落とさないように注意。
住所:221 Pai Tau Tsuen, Sha Tim, New Territories, Hong Kong
拝観時間:9:00 – 17:00
拝観料:無料