ユダヤ人の国イスラエルの年の瀬、年明けを祝う豊かな料理たち

日本ではお正月といえば年の始まり1月元旦となっている。
12月は師も走る忙しい月。そして、それが終わると1月、睦びの月。
皆が集う結ぶ月という意味がある月だ。

イスラエルでのお正月

それは9月14日。
イスラエルでは日没から次の日と考える文化があるため、13日の日没から、お正月元旦の翌日の15日までの三日間が休日となる。
この日にははちみつをたっぷりお皿に注ぎ、りんごをそこへ入れて食べる。

甘く甘く大きく実りのある年になりますようにという気持ちが込められている。

お正月の食べ物

羊や魚の頭部を使った料理。
これはトップになれるように。

ビーツ(豆)
神が敵を散らしてくれますように、と。

ザクロ、魚、かぼちゃ、丸く切った人参
こちらは子孫・財産の繁栄。

日本と違うのはやはり羊の頭でしょうか。

勝たないと生きれない

常に戦いが絶えなかったユダヤ民族は御節料理にも強く生きること、
神に守られること、そして敵を倒すという願いが反映されている。
農耕でやってきた日本人にはなかなか無い発想だ。
そんなに日本人からしたら物騒にさえ感じる習わしの
イスラエル文化だが、生きるために必要な教えや考え方なのだ。

そしてもちろん、友人や家族にする年末の挨拶がある。

シャナトバー!だ。
「良いお年を!」というような意味。

各国でのお祭りにはやはり昔からの文化や習慣が根付いているものですね。
気になる国のお祭りを調べてみるのはいかがでしょうか。

それでは!シャナトバー!
イスラエル料理のレストランにゆく際は使ってみて!

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