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タンザニア・サファリ【3泊4日】体験談と失敗しない現地ツアー会社選び

タンザニアのサファリとは

アフリカに行くからにはどうしてもやりたかったサファリ。どの国のサファリにしたらいいか事前に色々調べたり友人に聞いたりした結果、タンザニアのサファリにしようと決めた。

タンザニアのサファリは他の国のサファリに比べて値段も高め。しかし世界一のサファリに2度も選ばれているタンザニアのサファリには値段以上の価値があた。

タンザニアのサファリがおすすめの理由

1.動物の種類と数が半端じゃない

BIG5(バッファロー、象、ライオン、ヒョウ、サイ)がたくさん生息しているので高確率全て見ることができる。ちなみにBIG5とは、狩猟するのに危険が伴い難しい動物5ということらしい。

2.絶景

どの国立公園もとても素晴らしかったが、個人的なお気に入りはンゴロンゴロ自然保護区。動物と壮大な自然の調和が美しすぎて神聖な場所にきたような気持ちになった。

3.キャンプサイトが国立公園の中

象やキリンがその辺りにいたり、シマウマの群れがキャンプサイトを訪れたりもした。寝ている時も動物の鳴き声がする。肉食動物もいるからキャンプサイトの外には出るなと注意も。ちなみに夜にトイレに行ったらバカでかい蛇と遭遇。。。

3つの国立公園

セレンゲティ国立公園

マサイ族の言葉で「果てしない平原」という意味の世界遺産にもなっているタンザニアで一番有名な国立公園。

四国と同じくらいの広大な大平原に東部アフリカに生息するほぼ全ての動物が生息し観測可能。

北部がケニアのマサイ・マラ国立保護区と隣接していて、有名なヌーの大移動がケニアのマサイ・マラとこのセレンゲティ国立公園で行われる。

ライオン、チーター、ヒョウなどの大型猫科の動物を見られる頻度が高いことえも有名で、中でもチーターとヒョウは他のサファリではなかなか見ることができないらしいが、セレンゲティ国立公園では高確率で見れる。

ンゴロンゴロ自然保護区

世界複合遺産であるンゴロンゴロ自然保護区。南北16km、東西19kmの巨大なクレーターで、火口原との高低差はなんと500m。

その中に約25,000頭の草食動物、肉食動物たちがほとんど独立した生態系を築いている。唯一クロサイが自然な状態で見れる場所としても有名。

とにかく美しい場所で動物たちの楽園に来たような気持ちになった。ライオンが捕食しハイエナなどのいろんな肉食動物が群がる光景が見れたこともあり筆者が一番印象に残ってるサファリ。

タランギレ国立公園

象の大群とバオバブの木で有名な国立公園。これでもかってくらい象がいる。また象はバオバブの木の表皮が好物で食べる姿も見れる。

キレイな色をした鳥がたくさんいる印象で、なんでも鳥類だけで550種も観測されているとか。乾季でも干上がらない川があり多くの動物が水を求めて集まる。

サファリツアー3泊4日と2泊3日の違い

1週間や10日などのサファリツアーをする旅行者ももちろんいるが、ほとんどの日本人旅行者は2泊3日か3泊4日を選ぶと思う。

2泊3日か3泊4日の違いは、最後に説明したタランギレ国立公園に行くか行かないかだ。

殆どの方にとってアフリカでのサファリ体験は一生に一度あるかないかの経験だと思う。タランギレ国立公園も素晴しいところだし、筆者としては3泊4日を選んだ方が良いと思う。

シーズンは?

タンザニア・サファリのベストシーズンは2月~3月と言われているが、あまり気にしなくても良いかもしれない。

理由はベストシーズンはベストシーズンでたくさんの観光客がいるので国立公園内は混雑し、ライオンなどの人気動物にジープが群がり大渋滞を起こすなんてこともある。

タンザニアには雨季が2回あり3月~5月の大雨季(小雨がずっと降っている感じ)11月~1月の少雨季(ざっと降ってやむことが多い。)。雨季には雨季の緑豊かな自然を見れるという良さがある。

ちなみに筆者が行ったのは12月の半ばでちょうとクリスマスホリデー前だったので、そこまで混んでもなく雨にも振られず存分に楽しめた。

筆者が選んだツアー会社と失敗しないツアー会社の選び方

タンザニアでのサファリを楽しむのに最も大事なことのひとつが信頼できるツアー会社で申し込むことだ。

ここでは気になる料金や失敗しないツアー会社選びのコツなどをご紹介したい。

たくさんのツアー会社を回り最終的に筆者たちが選んだのは「Wanyama Afrian safari」。受付にいた女性も感じが良く説明もしっかりしていて信頼できそうな感じがしたからだ。

結果は大満足。運転手件ガイドもとてもレベルが高くとても楽しめた。

気になる料金

筆者たちは一人600USDしないくらだった。

もちろんもっと安い値段を提示してくるツアー会社もたくさんあったが、一生に一度のサファリ体験、絶対に失敗したくなかったので、値段ではなく対応やサービスで選んだ。

600USDは相場より少し安いくらいの値段。相場より高い、もしくは安い場合は注意しよう。

カードは使えず現金のみでの支払いなので事前に現金を用意しておこう。タンザニアシリングかUSDで支払い可。

サファリツアー会社からこの言葉が出たら注意!

筆者たちが選んだ「Wanyama」の他にも日本人に有名なツアー会社に「7wonders」、「3wonders」がある。

それらのツアー会社でツアーを申し込もうとすると「うちのツアーは一杯だから、僕の仲良い友達がやってる会社があるからそこの車でもいいか?」と聞いてくることがある。

ツアー内容も当然変わらないし料金も筆者たちが支払った金額より安かったりする。しかしそれをOKしてしまうと悲惨なサファリになってしまうことが多々あるので、絶対に申し込んだツアー会社のツアーで行こう。

自分の目でしっかり確かめてツアー会社を選ぼう

日本人の旅行者で多いのが、ブログなどで良く登場する日本人に有名なツアー会社だけ見に行って決めてしまうことだ。

相手はアフリカ人で、従業員が変わってしまっただけで、いきなりろくでもない会社になってしまうことも多々ある。

ネットで最新のレビューを見る。欧米人に人気あるところも調べてみるなどして、実際にいくつかのめぼしいツアー会社に足を運び自分の目で確かめよう。

Wanyama Afrian safari

https://www.wanyamaafricansafari.com

持ってくと方が良いもの

サファリツアーの場合、殆どのものをツアー会社が揃えてくれるので着替えとタオルくらいで大丈夫。ただし夜は寒いので上着は必須。

昼間の日差しが強いので、サングラスも持っていこう。

また動物たちは遠いところにいる場合が多いので高倍率ズームができるカメラがあると良い写真がとれる。筆者はそれに加えてGoProを持っていった。振動を補正してくれるのでとてもきれいに動画がとてる。

双眼鏡は車に2つ常備しているが、ツアー会社で申し込むと自分たち専用の双眼鏡をレンタルできるのでおすすめ。確か3泊4日通しで借りて20USD。

3泊4日のサファリの旅はこんな感じ

DAY1

朝の8時頃にホテルまで迎えに来て、タランギレ国立公園の入場許可を撮っていいる間に昼食。昼食後いよいよゲームドライブへ。

象やキリンを始めとしたたくさんの動物を見ることができた。

起伏に飛んだ地形にたくさんのバオバブの木が生えていて、車で走っているだけでも楽しい。

夜はセレンゲティ国立公園への途中にある宿泊施設のバンガローに宿泊。晩飯を食べながら地元のダンスを鑑賞。

公園の入場許可を待つ車たち。アフリカでのランクルの信用度は半端じゃな語った。

ツアー会社が用意してくれたランチボックス。かなりのボリューム。

タランギレ国立公園はたくさんの象がいた。

大量のシマウマ。シマウマの体は馬というよりロバに近かった。

初日に止まった可愛いバンガロー。

室内はこんな感じ。小さいが快適だった。

夕食後はダンスを披露してくれた。アクロバティックなものもあり結構楽しめた。

DAY2

セレンゲティ国立公園へ出発。ランチを取り、夕方までゲームハンティング。夜は公園内のテントで宿泊。夜に動物の鳴き声が聞こえる。

セレンゲティ国立公園の入り口での一枚。

2日目のランチボックス。

遠目だが木で休むチーター。この後狩りをしているチーターも見れたが写真を取り忘れた。。。

カバも大量。

宿泊するところにはシェフもいて、晩御飯は毎日けっこう豪華だった。

セレンゲティ国立公園内で泊まったテント。食事を取る所やトイレはしっかりしていた。

近くにハイエナがいたり、トイレに大蛇がいたりした。テントで寝ていると動物の鳴き声が聞こえる。

ガイドから肉食動物もいるから夜は特にキャンプサイト以外へは出るなと注意を受ける。

DAY3

早朝に起きてセレンゲティ国立公園でゲームハンティング。ンゴロンゴロ自然保護区近くにあるにあるキャンプサイトでテントで宿泊。この場所がとても良かった。

その辺りに象がいたり、シマウマの群れがキャンプサイトへやってきてそこら中シマウマだらけなんて経験ができた。

目玉の動物を見つけた車が他の車へ無線で連絡をするのだが、筆者たちの車がかなり近くで見れるライオンの家族を一番に見つけ他へ無線で連絡。

キャンプサイトへ訪れたシマウマの大群。その辺りに象やキリンがいたりと、感動しっぱなしのキャンプサイトだった。

星がとても綺麗だった。夜にもシマウマの群れが訪れた。

DAY4

早朝に起きて、ンゴロンゴロ自然保護区へ。

巨大クレーターの中で独自の生態系ができているだけあって動物たちの楽園にきたような感じ。息を呑むほどに美しい場所だった。

ライオンが獲物を仕留め、それを目当てにハイエナや鳥などの肉食動物が集まってきて動物たちの営みをみることができた。

午後にアルーシャへと出発。

途中に提携しているらしいお土産屋によるが旅の途中なので特に買うものなし。タンザナイトというタンザニアで採れる青い美しい宝石なんてのも売っていた。

ライオンが仕留めた獲物に群がる肉食動物たち。

最後に

タンザニアでもサファリ体験は一生の思い出になる素晴らしい体験だった。

3泊4日で行った3つの公園はどれも素晴らしく、感動しっぱなしだった。

タンザニアは観光資源も豊富で、キリマンジャロやキレイなビーチリゾート、ザンジバル島など見どころも沢山。また人も穏やかでとてもフレンドリーで居心地が良い。

治安も悪くなくとてもおすすめな国だ。

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