南米ペルーにある砂漠のオアシス「ワカチナ(Huacachina)」。
イカの郊外にある人口約100人の小さな村は気軽にいける砂漠のリゾートとして有名で砂丘を楽しむアトラクションが大人気だ。
2時間もあれば全て見て回れるくらい小さい村だが、できれば1泊して南米唯一の天然のオアシス・リゾートを楽しもう。
■目次
ワカチナにきたからには必ず挑戦したいのが、人気No1のアクティビティでもあるサンドバギーとサンドボードだ。
サンドバギー・ツアーと一緒にサンドボードも楽しめるものに申し込もう。ドライバーはかなりのスピードで砂丘を登ったり降りたりと絶叫マシンさながらに爆走してくれスリル満点!
お次はサンドボード。これが見た目より難しく、スノーボードのように滑るのは中々難しい。
サンドボードをソリにして砂丘をヘッドスライディングで高速で落ちていくのはスリル満点だ。
その後はツアーの時間帯によってはサンゼットを見ることも可能。砂丘に沈んでゆく太陽はとても神秘的。
サンドボードを気に入った場合は個別にレンタルもあるので思う存分楽しめる。
ワカチナのお隣の街イカはピスコの生産地として有名で、ピスコ醸造所へ見学に行ってみるのも楽しい。
ピスコの歴史と醸造の工程を学ぶことができ、またたくさん種類のピスコがあり、味見もさせてくれるのでお気に入りのピスコが見つかるかも。
ワカチナにきたら必ず見たいのは、広大な砂丘に沈む/登る太陽。ビール片手に砂丘を登って眺めるサンセットは最高だ。空の色が変化するのに伴って砂漠の色も変わっていく様はとても美しい。
また夜景も素晴らしく、暗闇に浮かぶオアシスは幻想的。夜は冷えるので上着を持っていこう。また砂丘を登るのは思ったよりもかなり大変なので時間に余裕を持って登ろう。筆者はできなかったが早起きして朝日を見に行くのもお勧めだ。
イカからタクシーでワカチナまで行く場合は、タクシー・ドライバーに気をつけよう。
紹介料が貰えるホステルに連れて行こうとしたり、高額な料金を言ってきたりとあの手この手で旅行者からボッタクろうとしてくる。細心の注意を払おう。
ワカチナ内にはATMがない。余裕を持って現金を持っていこう。もし現金が足りなくなってしまったらイカまでタクシーで行かないといけない。
タクシーはボッタクリで有名だ。利用する場合は乗る前にしっかり値段交渉しよう。
ただでさえ太陽が強いところが多いペルーだが、ワカチナは特に強い。
日差しが強いのも理由のひとつだが、サンドバギー、サンドボードの最中にかなり砂が飛んでくるので目を守ためにも必要だ。
リゾートなので宿泊費は全体的に高めだが、リゾート気分満載のプール付きのホテルからホステルまで幅広く揃っている。
筆者たちはなるべく安いホステルに宿泊したが、予算に余裕があったらプール付きのホテルに泊まり砂漠のオアシスリゾートを楽しんでみては如何だろうか。
イカまで行き、そこからタクシーで行くのが一般的。約10分で到着。7~10ソル(約200円~300円)。ペルーの首都リマからイカまでバスが出ていて、所要時間は約5時間。
人魚伝説があるワカチナ・オアシス。人魚は今でもオアシスの水の中を泳いでるのだそうだ。ペルーではマチュピチュに次いで2番目に人気の観光地でイカから約10分で手軽行ける異空間。
サンセットと夜景は息を呑むほど美しく、砂丘を使ったアトラクションも豊富で楽しい。イカから日帰りも可能だが、ぜひ一泊して十分に楽しんでほしい場所だ。