南半球のオーストラリアでは12月からが本格的な夏スタート。
毎年オーストラリアで1月末の金曜日から月曜の夜まで行われるエレクトリック・ミュージックとアートが融合したオーストラリア最大級の野外レイブ「Rainbow serpent festival」が開催される。
世界中のパーティーピープルからとても評価が高いRainbow serpent festivalとは?
その歴史は古く第1回目は1997年で20年以上も続くフェスティバル。人里離れた所で小さい規模で始まったRainbow serpent festivalは年を重ねるごとに規模を拡大し現在では毎年1万人以上が世界中から集まる巨大なフェスティバルに成長した。
Rainbow serpent festivalがただのエレクトリックミュージックフェスティバルと一線を画すのは音楽の他にアート、パフォーマンス、リラクゼーション、ヒーリングそしてスピリチュアル教育がうまく融合しているからだ。
毎年アボリジニーの儀式のオープニングセレモニーでスタートするRainbow serpent festivalは会場と参加者のピースフルな雰囲気が素晴らしく、会場の様々なところで主催側の気遣いと参加者同士が助け合っている光景をみかける。
世界中から有名DJがプレイするのはもちろん、トークショーやパフォーマンス、リラクゼーションが行われたり、アートギャラリーやデコレーションも素晴らしく音楽以外の楽しみもたくさんある。
会場となる場所はメルボルンから車で約2時間くらいのBeaufortという小さな町の外れで開催される。携帯の電波も入らない何もない荒野。
気温差も凄まじく、昼間は40度近くなる時もあれば夜には一桁台にまで気温が下がることも。会場にはインフォメーションセンターがあり、ボランティアスタッフがはぐれてしまった友人探しやなんでも相談に乗ってくれる。広い会場で携帯の電波が入らないので、伝言掲示板もあり大活躍。
流石オーストラリアと言わざる得ないのは、参加者のファッションや持ち物の気合の入り方だ。そこらじゅうに奇抜なファッションで踊り狂う人やパフォーマンスする人で溢れている。
自分のテントエリアにお気に入りの家具を持ち込んだり、家のようなものを立てビアガーデンのようなものを作っている人、中にはソファーにエンジンをつけ、飲みながら移動できるソファーを見かけた。
また面白いのが飲食や雑貨、洋服などを売るショップはたくさんあるのだが、このフェスティバルではお酒を売っているショップが一切ない。
友人に理由を聞いたらお酒を主催側が売るとライセンスの問題や、何かトラブルがあった時にフェスティバル自体がペナルティを受けてしまうからだそうだ。もちろん飲むこと自体は許されているので、お酒は持ち込まないと行けない。
Rainbow serpent festivalのチケットはホームページから購入することができる。値段は375豪ドルだ。2段階に分けて早割チケットがあるので前もって行くのが決まってる場合はなるべく早く購入しよう。
ほとんどの人は車で行くが、日本から行く場合、現地に友人がいない場合はレンタカーを借りて行くか、メルボルンから出るチャーターバス(事前にチケット購入が必要)で行くことができる。
2019年は
Rainbow serpent festivalへ
1月25日4pm
1月26日11am、4pm
にメルボルンのフェデレーション・スクエア(Federation Square)
住所:Flinders Street Melbourne CBD
メルボルンへ
1月28日4pm
1月29日8pm
1月30日10am
出発地と同じ場所に約2時間後に到着予定。
また最寄りのBeaufort駅からシャトルバスに乗る方法もある。その場合町のスーパーで最終の買い物をすることが可能だ。
そんな方には有料での事前予約が必要だが、ロケーションがって抜群なテントやティピに宿泊することが出来る。トイレ、シャワーが近く、マットレス、毎朝のフルーツとミネラルウォーターまでついていて至れり尽くせりだ。予約は201712月からなのでホームページをチェック。
最近日本では中々ない4日間24時間ずっと音楽がなりやまないにレイヴパーティ。
筆者も何回か参加したことがあるのだが、会場の素晴らしい雰囲気作りとピースフルで奇抜なコスチュームの参加者。一度参加したらまた行きたくなるパーティーだ。
フェス好きなら一度は参加してみたい海外のパーティー。日本からそう遠くないオーストラリアで世界的にも評価が高いRainbow serpent festival。まだ2018年のチケットは購入可能!パーティー好きな友達に声をかけて検討してみては如何だろう。