Categories: トラベル

カンボジアから陸路でドンデット(シーパンドン)まで行く方法【ラオス】

カンボジアのラタナキリから通称 Four thousand islands (4,000個の島という意味。ラオス語ではシーパンドン)で有名なドンデットへバスで行ったので、その行き方をご紹介。

シェムリアップからドンデットにバスで目指した場合もラタナキリから目指した場合と同じ乗り換えポイントでバスを乗り換えることになるので、バスでラオスへ行く方法はほぼ同じである。

バスチケットの購入方法とバスのスケジュール

バスチケットは基本的に宿泊先で直接か町の旅行代理店で購入できる。宿泊先で購入した場合は宿泊先まで迎えに来てくれる。1日1本しかラオス行きのバスは出ていないので、時間は選べない。朝8時か9時のバスで所要時間は約8時間。

夕方5時くらいにドンデットに到着する。ドンデットへはボートを使わないと行けないのだが、バスチケットの料金にボートの代金も含まれている。

乗り換えたバスの車内。筆者たちのほかはフランス人カップル一組だけだった。

筆者たちの場合は、朝8時半くらいにラタナキリの宿泊先までミニバンが迎えてきてくれ乗り換えポイントまで約3時間くらいかけて移動。そこでラオス行きのバスを待ち、乗り換える。

この乗り換えポイントは色んな行き先へ行く中継地点らしく、シェムリアップからラオスへ向かう場合もここで乗り換える。筆者たちがシェムリアップからラタナキリへ行った時もこの乗り換えポイントでラタナキリ行きへ乗り換えた。

小さいレストランのような所で、チケットをそこに居る男に見せると、目的地への新しいチケットに交換してくれる。

乗り換えるバスが来たら教えてくれるので全く難しいことはない。ちなみに多少の食事もそこですることが出来るが割高なので事前に準備するのがいいだろう。

カンボジア・ラオス国境越え

バスを乗り換え約1時間ほどでいよいよカンボジアとラオスの国境に到着。

バスを降りる前に注意

ラオス・カンボジア国境を渡る時には、全ての荷物をバスから降ろし、自分で持って国境を越えなければならない。バスの運転手も何も言ってくれないので注意。また国境まで乗ってこきたバスはここで終わり。国境を渡ると別のバス(ミニバン)が待っている。

カンボジア出国手続き

荷物を持ってバスを降りたらまずはカンボジアの出国スタンプを押して貰う。ここでスタンプ代と言って2米ドルを請求される。実はこれは賄賂。実際は払う必要はない。

筆者たちは、一緒に居たフランス人に教えてもらったので、「無料のはずだ。おかしい。」と言ったら「チッ!」と舌打ちと一緒にすぐにスタンプを押してパスポートを投げて返してくれた。ただ、審査官によってはスタンプを押さずに揉める場合もある。たった2ドルなのですぐに国境を超えたければ素直に支払ってしまった方が良いかも知れない。

ラオス入国手続き

日本人がラオスに行く場合、観光なら14日間までの滞在はビザは不要。これはかなり凄いことで、欧米人はここで30米ドルを支払ってビザ取得をしないと行けない。

入国カードに記入したらパスポートと一緒に入国審査官へ渡す。ここでも審査官から2ドルスタンプ代を請求される。これも賄賂らしく実際は支払わなくてもいいらしいが、素直に払った方がいいだろう。

筆者たちは払わないで戦いたいというフランス人と居て3時間近く戦ってみたが、審査官を怒らせるだけで時間の無駄だった。出国と違って、審査官に入国スタンプを押さないといけない理由はまったくないので、払わない限りスタンプを押してくれない。

ラオス入国カード

記入する内容は特別難しくない。

宿泊先など聞かれる場合があるので、初日のホテルだけは決めておくか、嘘でもいいので適当なホテルの名前と住所をメモっておこう。

空路の場合は帰りの航空券や第三国へ行く何かしらのチケットを求められる場合は多いが、陸路の場合はまず大丈夫。

無事ラオスに入国

無事に入国できたら、国境まで乗ってきたものとは違うミニバンまたはバスが貴方を待っているはずだ。一緒に乗ってきた乗客と行動をともにするか、バスのチケットをその辺りの人に見せると、簡単にバスは見つかるはずだ。

シーパンドンへの玄関口、ナーカサン

いよいよメコン川を渡る

ラオスに入国し、バスで約30分40分くらい走るとfour thousand islands (シーパンドン)への玄関口、ナーカサン(Nakasong)へ到着。そこからボートでドンデットへ。

お金を下ろておこう

バスターミナルを右に出てまっすぐ、シーパンドンへ行く船着き場までの間(100mくらい)に1台だけATMがあるのでそこでシーパンドンで使うであろうお金を下ろしておこう。

シーパンドン内にはATMやマネーエクスチェンジがない。ATMサービスなるものを行っているお店はあるが、ATMがある所まで行って下ろしてくる的なサービスなので手数料が高い。

ボートに乗り換えドンデットへ

メコン川が見えたら右に曲がり数十メートル歩くとバスのチケットとボートのチケットを交換してくれる小さい小屋があるのでそこでチケットを貰いいよいよボートでfour thousand islands (シーパンドン)へ。

かなり頼りない場所にボートは着いたが、無事にドンデットに到着。

ドンデットはこの船が着いた辺りから1キロ先くらいまでが1番栄えていて、レストラン、バーが並び、ちゃんとしたホテルから安いホステルやバンガローまでたくさんある。宿を予約していなくても空いてる部屋はたくさんあるようなので、着いてから探しても全く問題ないだろう。

Recent Posts

2度目のアヤワスカ体験記

こんにちは!スペイン Ibiz…

1か月 ago

初めてのAyahuasca

アワヤスカ体験記 2023年4…

2か月 ago

“The Travel Story 78” 強烈な個性を放つ国【エチオピア2】

メケレという小さな町に到着して…

3年 ago

世界幸福度ランキング2021

世界の幸福度ランキングで日本が…

3年 ago

“The Travel Story 77” 強烈な個性を放つ国【エチオピア1】

エジプトからエチオピアへ向かう…

3年 ago