Categories: コラムトラベル

25歳女、もう一度インドに行ってみた【Vol.7】

走り出した車はガタガタの道をガタガタ言わせながら真っ暗闇の中ずんずんと進み、時に土でできた住宅街を進む。

やっと止まったかと思った場所でドライバー兼ガイドは我々を呼び出し、食事を取り始めた。

扉も壁もないレストラン

そこは日本でいう高速道路のパーキングの様な場所で真夜中のせいか長距離トラックが何台か止まっているのみだった。

車から出て、不自然に高い階段を登っていくと小さな売店が二つ。
それにレストランが付いている様でドライバーは何かを頼んだ。

君らは?と聞いてくるがメニューもないのでとりあえずは「同じもの。」を頼んだ。

真っ暗闇の中蛍光灯が煌々と光、何人かのインド人の目も鋭く光る。
不気味な雰囲気の中、カレーと何やら小麦粉でできたものとライスが出てきた。

スプーンは付いていなかったので、ここで初めてインドに一緒にきた彼にインド式食事法をレクチャーした。

右手の使い方

インドでは用を足した時に左手で拭う方法を昔取っていた。
現在ではその方法を取っている人、取っていない人と別れている様だが
左手は不浄のものという考え方は未だに払拭されていない。

そのため食事の時や握手の時には左手は使わない。

もちろん、ローカルなお店にはスプーンはなかったので、インド人を見倣う。

まずカレーとライスを指全体で混ぜる。

混ざったものを人差し指から小指でお椀を作って5本の指全体でお椀に入れる。

最後にカレーを親指で口に押し込む。

何度かやってるうちに上手に口に入るようになった。

手で食べるのもなかなか楽しい!

最初のホテル

朝6時!クルック〜の声で目が覚めた。
あんなにも高い金額を払ったにもかかわらず換気口の入り口には2羽の鳩が既に来客していた。

本当のところは8時に出発だから7時頃に起きれば問題なかったが、
鳩の目覚ましは強力で一度起こされたらもう一度眠ることなどできなかった。

これにもブチギレ、結局次の日のホテルは1ランク上のホテルに変更された。
海外では自己主張が重要だ。
(ただし時と場合による)

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