世界には水道水が安全に飲める国と飲めない国が存在する。
海外旅行中にお腹を壊すのはどうしても避けたい。短期旅行ならミネラルウォーターを買えば良いが、できれば節約したい長期旅行。
米国疾病管理予防センター(US Center for Disease Control and Prevention)が発表した水道水が飲める国を世界地図に色を付け可視化してみた。
■目次
日本・香港・イスラエル・シンガポール・韓国
オーストリア・ベルギー・チェコ・デンマーク・フィンランド・フランス・ドイツ・ギリシャ・アイスランド・アイルランド・イタリア・アンドラ・リヒテンシュタイン・マルタ・モロッコ・オランダ・ノルウェー・ポーランド・ポルトガル・サンマリノ・ソロヴェニア・スペイン・スウェーデン・スイス・イギリス
カナダ・グリーンランド・アメリカ
オーストラリア・ニュージーランド
かなりの数が「旅行者は水道水を避けたほうが良い国」に入っているが、それは水道水が汚かったり汚染されていて危険だと言うのではなく、その国の人ではない旅行者の体がそれらの国の水に順応していないのが主な理由。
飲める国のリストからは外してあるが、国によっては都市部の水道水だけ飲める場合や飲める地域と飲めない地域がある場合もある。
例えば南米はまったく色付けされていないが、アルゼンチンは、ほとんどの場所で飲めるが田舎の方に行くと体には害はないが不味い。
ブラジルとコロンビアは大都市では問題なく飲める。
チリはアタカマ・エリアを抜いてほとんど大丈夫だが、硬物性が高いのでお腹が弱い人は避けたほうがいいだろう。
東ヨーロッパも色付けされていないが飲める国はあるが、同様の理由でお腹が弱い人は避けよう。
まずは地元の人に水道数が飲めるか聞いてみよう。ただし地元の人はその国の水に体が慣れている。
お腹が弱い人はホテルの人にも聞いておこう。ホテルの従業員は旅行者をたくさん見ているので一番間違いない情報を持っている。
歯磨きをする時の水は飲み物に入っている氷、シャワー時などはそこまで木にする必要はないだろう。
歯磨きをする時ににミネラルウォーターを使う。シャワーを浴びる時には口をとじ、石鹸を必ず使う。飲み物に入っている氷にも注意。ビールやジュースは缶やボトルから飲むのを徹底しよう。
また忘れがちなのがそういう場所では野菜を水道水で洗ってだしているレストランが多いため、サラダは食べるのを避けた方がいいだろう。コーヒーやお茶など一度沸かしてあるものは基本的に安全だ。
ミネラルウォーター購入時に蓋がビニールで閉じてあるか、または一度空けた形跡がないか必ず確認しよう。
理由はまれに水道水を空きボトルに入れて販売している輩がいる為。
筆者もネパールでトレッキングした時に持っていったのだが、トレッキングや山登りなどのアクティビティをする場合は、水を浄化してくれる薬やフィルターを用意しておくと便利。
またはほとんどの菌は100度では生きられないので水を沸騰させるのも有効。
それが出来ない場合は最終手段として、プラスチックボトルを太陽にしばらくあてておく。太陽光に含まれるUVは殺菌作用がある。ただしガラスなどの容器はUVを通さないので注意。
ほとんどの国ではどこでもミネラルウォーターが手に入るのでそこまで慎重に行動しなくても大丈夫。
このリストで色付けされている国ではわざわざ水を買うのはお金の無駄というもの。正しい情報を持って節約できるところは節約して旅行を楽しもう!