孵化直前のアヒルの卵を加熱したゆで卵。栄養満点で滋養強壮に良いとされている。フィリピンで有名なストリートフードのひとつで屋台や売り歩きしている人から買うことができ、ビールのつまみとしても有名。
生まれてからの日数によってSixteen(16日目)やEighteen(18日目)などの種類があり18日目が1番美味しいされる。アヒルの孵化は28日と言われており、当然日数が経過すればするほど雛の形になってくるので見た目で無理な人は6日目などほとんど普通のゆで卵の物を食べるそう。20日を過ぎたものだとかなり雛の形をしており羽などがすでに生えている場合も。
まず卵の殻の先の丸い部分をスプーンや何かで空けて中のスープをすする。その後は殻を剥いて塩などをつけて食べる。見た目が強烈なのであまり見ず食べてしまおう。ちなみにフィリピン人でもバロットの見た目が無理な人は結構いる。
味は濃厚なゆで卵といった感じで、日数が経ったものにつれて柔らかい鶏肉に近い触感。
その土地ならではの食べ物を食べるのは旅の醍醐味の1つ。しかもいっきに現地の人との距離が近づく事が多い。栄養満点で美味しいのでじっくり中身を見ずさっさと食べてしまおう。