Categories: コラムトラベル

タイ・バンコクからカンボジア・シェムリアップまで直通バスで行く方法

タイ・バンコクからアンコールワットがあるカンボジアの町、シェムリアップまで距離にして約400キロ。飛行機にのるのも味気ないし、陸路で国境を超えてみるか。ということでバスで行くことにした。

トイレもついてる比較的快適なバスで乗務員も旅行者に慣れていて楽。国境が多少わかりづらかったが、それ以外はとても快適なバス旅行だった。

チケット購入方法、費用、移動時間などの概要

インターネットでバスチケットをクレジットカード払いで購入できる。購入してしまえば、後は当日バスターミナルに行くだけ。

費用750バーツ(2,600円)+手数料40バーツ(約170円)サイトの手数料ははっきりとは覚えてないが、20~40バーツの間だ。

シェムリアップまで約8時間。

バスの終着点はシェムリアップの中心地からとても近く、バス会社のオフィスに着く。またそこからは無料でトゥクトゥクでホテルまで送迎してくれるので安心。

しかしこのトゥクトゥクドライバーはバス会社から雇われてるわけではなく、”お客さん予備軍を紹介するから無料でホテルまで送迎しろ”という契約らしく、しつこく次の日のガイドやドライバーにしてくれと営業してくる。

しかしバス会社からの紹介なだけに凄まじいボッタクリ詐欺ドライバーはいないので、どっちにしてもトゥクトゥクを使う予定の場合は使っても良いだろう。

バスチケットの購入方法

チケットはこちらのサイトから購入

THAITICKET MAJOR

下の赤いボタン、青いボタンどちらからでもバスチケットを購入することができる。どちらのボタンをクリックした場合も1番右上にあるイギリス国旗をクリックし、英語表記に変更しよう。

赤いボタンをクリックした場合は、その後のページのメニューの1番右ある「TRANSPORTATION」へ。青いボタンをクリックした場合はメニュー真ん中くらいにある「Bus Ticket」へ。どちらを選んでも最終的には同じページに行き着く。

するとこのページに行く。下に見えている「Siem Reap」をクリック。シェムリアップ以外にも色々なところに行くことができる。クリックするとカレンダーが出てくるので出発日を選んで「search」

するここちらの画面に。バスは朝8時からと9時からの2便があるので、どちらかお好きな方を選んで「Select」

ここでThai Ticket Majorへの会員登録が必要なので、Register TMM memberをクリックし、必要事項を記入し会員登録。

その次は座席を選ぶ画面が出てくるので、好きな座席を選んで「Passenger Detail」へ。登場者情報と決済を済ませれば終了。

後は当日購入したチケットの内容をバスターミナルのカウンターで見せれば、そこで係の人がプリントアウトしてくれる。

バスターミナル

バスターミナルの最寄り駅は地下鉄だとChatuchak Park、BTSだとMo Chit。駅からバスターミナルまでは少し距離があるのでタクシーに乗ることをお勧めする。

タクシー代金は地元の人なら80バーツ(約280)くらいで行くそうだ。筆者たちの場合は、バスの時間もあるしあまり交渉したくないから、100バーツ(350円)で手を打った。

このカウンターを見つけよう

バスターミナルについたら本日乗るバスの会社「The TRansport.CO.LTD」のカウンターを目指そう。そこで購入したチケット情報を見せてチケットをプリントアウトして貰おう。

筆者は携帯にプリントアウト用のチケットをPDFで保管しておき、それをカウンターで見せた。

そしてシェムリアップ行きのバスが停まっている106番ゲートへ。

バス内でちょっとした食べ物と水、そして軽いランチが貰えるが、少ないのでバスターミナル内のコンビニで何かしら買っておいた方が良いだろう。

8時を少しまわった辺りで出発し、しばらく走った後国境沿いの町で一度停車。軽い昼食が配られる。ここで停車した理由はカンボジアのビザを持ってない人たちの為にビザを取得するため。

バスで配られたランチ

筆者たちは事前にビザを取得していなかった為、ここで代行手数料を含む値段、1,400バーツ(約4,850円)も取られてしまった。

事前に取得しておけばもっと安いので、カンボジアに行くことがわかってる場合は事前に取得しておこう。

そしてバスが国境に着くと出入国手続きの為にバスを降りる。降りる前にバスの添乗員から「Transport.CO.LTD」のバスに乗っている証明のようものを渡されるのでそれを首にかけてバスの外へ。

出国手続きは、空路も陸路もさほど変わらない。流れに任せて進んでいけば簡単に終了する。

そしていよいよカンボジアへ。

流れに付いていくと一旦外に出る。入国手続きを済ませていないのにもうカンボジアに入ってしまったような錯覚に陥るが、入国手続きはこれから。一緒にバスに乗っていた人に付いていきながらどんどん進んでいく。

その辺に居る人にも「もっと先だ。」と促され数百メートルは歩いただろうか、すると「ARRIVAL」の文字がある建物がでてきた。そこで入国手続を済ませれば無事に入国することができる。

手続きが終わったらそのまま進んでいくのではなく一度来た道を引き返す。乗ってきたバスが「ARRIVAL」へ行く途中の道で乗客を待っていてくれている。

無事に乗客全員がバスに戻ったら出発。そこから数時間かけて16時ごろにシェムリアップへ到着。

バスの終着点

バスが停まる場所はシェムリアップの中心地から近く便利な場所。初めにも書いたとおりそこからホテルなどの目的地までトゥクトゥクで無料で送ってくれる。

まとめ

筆者たちが使用した「TRANSPORT.CO.LTD」は地元の人が使うというよりは旅行者が多かった印象。もっと安く行ける手段もあるらしいのだが、国境で降ろされたりなど不便なので、バンコクから陸路でカンボジアに行きたい人にはこの方法がお勧めだ。

Recent Posts

2度目のアヤワスカ体験記

こんにちは!スペイン Ibiz…

1か月 ago

初めてのAyahuasca

アワヤスカ体験記 2023年4…

2か月 ago

“The Travel Story 78” 強烈な個性を放つ国【エチオピア2】

メケレという小さな町に到着して…

3年 ago

世界幸福度ランキング2021

世界の幸福度ランキングで日本が…

3年 ago

“The Travel Story 77” 強烈な個性を放つ国【エチオピア1】

エジプトからエチオピアへ向かう…

3年 ago