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“The Travel Story 45” -気高き民族- 【Road trip ボリビア 1 】

全く意識してこの場所にきていなかったけれど、このツアーは常に標高4000m5000mの高地を移動していくツアーだ。

だから、用意のいい人たちは高山病の薬を持っていたし、ArexPaulineの二人はマテ茶を持参していた。

マテ茶の紅葉は高山病予防。

興奮作用があり、血糖値をあげて血行をよくする。

その効果で薄い酸素でも呼吸を多くさせることで高山病の初期症状である頭痛を防ぐ。

私たちは大してそんな情報も持っておらず、身のまま来て特に何も持っていなかった。

私は高山病による頭痛を抱えていたがこの日もとにかく我慢した。

(後からトーマス先生がこれを飲みな!と薬を分けてくれて回復)

夜になってから、宿に到着。

到着すると部屋があてがわられた。

荒野の中をズンズン進む

シングルベッドが6つ。綺麗に並ぶ。

シャワーはこの寒い中に水シャワーしかないのだとか。

写真は道中(タイヤがパンクした)あちゃー

なんだか南米最貧国と言われるボリビアの貧しさが目に見えて来た気がした。

食事ができるまでの1~1時間半の間、wifiも無いのでツアー客のほとんどはダイニングに集まる。

そこで、座っているとダニエルというイギリス人の男の子がこっちに座った。

写真は道中(パンクしたタイヤの交換を行うミゲル。ドライバーで修理もやっちゃうなんてすごい)

ダニエル「俺のチームは俺以外全員ブラジル人なんだ。それでポルトガル語ばっかりでコミュニケーション取ってさ、俺を置いてけぼりにするんだよね、参っちゃうよ。本当にこのチーム辛い・・・。」

と本当に涙目で話してくる。

すると心優しいトーマス

トーマス「こっち座れよ。別にお前がどこに座ってても奴らに悪くはないだろ!」

と、こちらのグループに加わるように進める。

ダニエル「ありがと!ありがと!悪いね、いや助かるわ。」

ポルトガル語、話せればよかったのにね、私たちもブラジルに行ったら何にも理解できないんできないんだろうな。

9時過ぎまでみんなで話していたら、突然。電気を落とされる・・・。(寝るの早くないかなぁ?ボリビア人)

仕方がない。やることもないので、しばらくみんなで喋ると早めに寝た。

Stone Tree

早朝に起きて朝ごはんを食べて出発!

宿付近の景色

宿の周りはリャマが歩いてるくらいで何にもなかった。

車で1時間ほど走って到着。

奇岩のある場所だ。ラクダの形の岩とかね。

ラクダに見えるね!上に乗ってるのはトーマス

自然に出来たすごいものは、やっぱり水のある方が光のリフレクションとか見れて綺麗だと思っちゃう。

H「岩はやっぱり岩だよな。」

Hも同じ意見らしい。

W杯の優勝杯だよ〜なんて言われて記念写真撮ったけれど!

W杯の優勝杯に見えなくも?ない・・・

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