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“The Travel Story 17” -不屈の国-【ダナン ベトナム1】

朝、8時ごろには部屋を出てビーチへ向かった。

ビーチへは10分くらいだろうか。

ダナンの交差点にはほとんどの場合に信号がない。

そのため自分のタイミングで突っ込んで行くのがベトナム流。

私たちも息を整えて横断する。たまにものすごい勢いで突進してくるバイクもいてそれが急ブレーキをかけながら私たちを避けて通るの。

毎回の度胸試しにだんだんと歩行者優先でしょ?と強気で行こうとすると漏れ無く猛スピードで突っ込まれそうになるので細心の注意を払う。

ダナンビーチ

ダナンのビーチは遠浅で砂浜にゴミもなく綺麗。そしてかなり長い。

砂浜が広いことが原因なのか、フォトウェディングの撮影のカップルが5組ほどいた。

みんなでフォトウェディング!

そのほかは中国人、韓国人、ロシア人やオーストラリア人だろうか、特に目立っていたのは中国人の中年女性。

中国人の洋服は今何が流行しているのだろう?と不思議に思ってしまうのだが、そこにいた中国人女性たちの服装はかなり若い。

おそらく40代~50代の女性たちがヒラヒラとしたレースやシフォンを使った洋服を着て4~5人でスカーフを頭の上にかざして風になびかせてポージングしているところを1,2,3!!で写真を撮ってキャッキャしていた。

ヒラヒラ〜綺麗よね?

本当はいくつなのか聴きたくなるハシャギっぷりで、なんだか羨ましくなった。

ビーチ沿いには高級そうなレストランが並び、日本にある”海の家”は全く見られなかったのが印象的。

まさにビーチリゾートの風貌。

リゾートといえばタイのコーランタ島。コーランタ島はリゾートビル群建ち並んでなくて売り子もいないし平和だった。

でもダナンはやはり違う。

ベトナムは海沿いにある国だからか昔から日本人やロシア人なんかにも愛されて着たせいなのか、ビーチ沿いはかなりハイソな感じでお金掛かってます!て感じがした。

こういう雰囲気はどうも好きになれない・・・。

そういえば今回のベトナムトリップのプランには含まなかったのだけど、7,8年ほど前に高校の友達とバックパッカーしたときは、ムイネーに行った。

あそこもなんだかビッグマネーが流れてる!って感じはなくて、本当に小さなリゾートって感じで地元の人たちと、ちょっとした外国人オーナーでできてるって感じだったな。今はどうなっているのだろうか。

突然の日本語

ランチをしにバイクで出掛けて適当に人が入っている店に入る。

ベトナム語しか伝わらないので「メニューをください。」と聞くもそれも伝わらず、勝手に食べ物が目の前に並んでいく。

「こんなに食べられない!これとこれはいらない!No No!!」と断ると持って来た少女が不貞腐れ気味に持って帰って行った。

と、そこに突然日本語が聞こえた。

すっごい美味しかった

その声の主はこちらに話しかけていて、料理の説明をしてくれた。

ベトナム人って日本語話せる人いるんだ、やっぱり親日国なんだな~と実感。

 

その後ショッピングモールにも出掛けた。生活雑貨を買うために出たのだが、ここでも声をかけられた。

ベトナム人女性「日本人ですね!?」

C「はい、そうです、、初めまして。」

ベトナム人女性「初めまして。」

「・・・・。」

その後の会話は続かなかったが日本人に会って興奮したのだろうか。

よくわからなかったのですがとにかくベトナム人は日本人に対して友好的だということを実感させてもらった。

ダナンの魅力は夜の美しさ

夜、ダナンは橋が有名らしいということで夜はレンタルバイクで橋を見にいくことにした。

ダナンについて調べてみると必ず出てくるのがドラゴン橋。

21時ごろから橋から火や水が出たりするというのだ。

橋から火に水か~なんか遊園地みたいでいいですね~なんて思いながら見にいったところ、橋自体もなんか大きいし、ていうかこの橋だけじゃなくない?すごいの!

そう、ダナンは夜景がスゴイ。

香港や北京なんかもスゴイらしいが私はどちらも見たことがないのでここまで派手でしかもギラギラとした夜景は初めてなのでこれが一番スゴイ。

This is Asian nights!!」という感じで色の制限はないし、やはり赤と黄色を国旗にしている国はの色彩感覚は違う。極彩色とはこのことじゃ。と驚かされるような色の使い方、輝き方、そして統一感の無さ。で船もビルも道もキラキラギラギラ輝いている。

日本でこういう遊園地的なのは横浜のベイエリアとかだろうか。

そうして、待ってるうちに人も集まってきて橋の上にいると水がかかるとかって聞いたもんだったしものすごい人混みだったので橋の下の広場から見物。

21時過ぎるとドラゴン橋の口が火を吹き始めた。

ボアーーーーーッ!!

ボアーーーーーッ!!

・・・・

ボアーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!

音楽もないので、不規則的に火を吹くドラゴンの頭を見て

「オォー」と観客が反応し複数回続いたかと思うと、今度は水を吹き始めた。

水もこれまたシュールな感じ。

プシューーーーーーーーーーーーッ!!!

随分な量が出ているな~と見ていると下にいる人たちのほとんどが避難し始めた。

結構なびしょ濡れになる様子。

これは離れていて正解(笑)避難する人間たちの影を見て笑ってしまった。

その後、何度か水を吹くと大体10分程度で火&水吹きショーは終了した模様。

なんの合図もないのがまたシュール。

それにしてもこんなショーができるとはお金がある証拠、お国が元気な証拠かな。

子どもと活気に将来の明るさを感じる

そういえばタイではそんなに感じられなかったけど、カンボジア、ラオス、ベトナムは本当に子供が多いな~と感じた。ちょっと出ればその辺に子供たちがたくさんいてそこらで遊んでる。

子供がいる景色は明るいし元気がある。

仕事をしていて外に出る機会が少ないとそりゃ子供なんて見ることはないのかもしれないし、中目黒なんかに住んでいたからかもしれないが日本は子供が少ない。という事実とそれに関する待機児童問題なんかのニュースから日本では子供が育てにくいイメージがついている。

だからか、子供たちが多いのを見ると日本の深刻な少子高齢化問題のことを思い出して今後の日本はどうなっていくのかな~なんて考えてしまう。

 

日本は子供がいない、高齢化が多くなる、でも移民は受け付けない。で進めば若い世代の人間は一体どうなって行くのかな?と考えてしまった。

H氏にその話を聞くと「日本はダメだよ、老人にばかり税金使わせてその上溜め込ませたままで経済が回らないんじゃ。弱るばかりでしょ。」という。

どう変わって行くのかわからないが、私が就職活動したときは氷河期、いまは完全に学生の売り手市場、で人不足。

いつかはそこをロボットが変わるのかな。

外から見ると客観的に見えるというのはいいことですね。

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古都ホイアンまで1時間!洗練されたビーチリゾート、ダナン【ベトナム】

2018年2月6日

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