世界の見るべき有名な【木】9選

食べ物を与え、日陰を作り、酸素を生み出す。人間より遥かに長い寿命があり違う時間軸で生きている。時には何千年も生き、何かを作る時には材料にもなってくれる。そんな私達が生きるために必要不可欠な植物、木。

世界には何万もの見る者を魅了する壮大な木や雄大な木があるだろう。その中でもユニークさや雄大さで特に有名な木々をご紹介!

Lone Cypress – ローン・サイプレス【アメリカ・カリフォルニア州】

カリフォルニア州モントレーにある木、ローン・サイプレスは大西洋を見渡す崖に孤独に生えてる。樹齢250年くらいだと言われていて大昔にこの辺りであった火事によって出来た火傷跡が今も残る。

アメリカの個人主義のシンボルとも言われ北米で1番写真を取られている木と自負。(本当かどうかは不明。)ペブルビーチで1番長い歴史を持つランドマークだ。

Tree of Life – ツリー・オブ・ライフ【バーレーン】

Tree Of Life

決して最も大きい、高い、もしくは古い木ではないが、このツリー・オブ・ライフは世界で最も孤独に乾きと戦いながら立っている木だろう。

バーレーンの砂漠にぽつんと立っているツリー・オブ・ライフは周辺に他の木はなく、水分補給できそうな水源もない。樹齢は推定400年でこの過酷な環境で生きていることから奇跡の木とも呼ばれている。

Boab Prison Tree – ボアブ囚人収容の木【オーストラリア・西オーストラリア州】

西オーストラリア州の小さな町、ダービー(Derby)から南に5キロのところにこのBoab Prison Treeはある。

中にぽっかり大きな空洞が空いているのが特徴で、1890年代には捉えられた捕虜や囚人を一時閉じ込める場所だったとか。Boab Tree(ボアブの木)はBaobab(バオバブの木)を短くた名称で、オーストラリア大陸とアフリカ大陸が昔は繋がっていた証拠である。

General Sherman – シャーマン将軍の木【アメリカ・カリフォルニア州】

The Tule Tree – トゥーレの木【メキシコ・オアハカ州】

Santa Maria del Tuleの町の中心部にある教会の中庭に立っている。

ギネスブックに世界で一番太い木として登録され、30人が腕を広げて手を繋ぎようやく幹を取り囲むことが出来る太さ。以前は幾つかの木が合体して出来たものと考えられていたが、DNAテストにより、ひとつの木であることが証明された。樹齢は推定1500年。

Angel Oak – エンジェル・オーク【アメリカ・サウスカロライナ州】

サウスカロライナ州チャールストンからほど近いジョーンズ島にあるエンジェル・オークは樹齢400~500年。高さは約20m、幹の太さは円周8.5m。

触手のように伸びる枝で出来る木陰の広さはなんと、1,600㎡!1番長い枝は約57メートルに及ぶ。ハリケーンは洪水を乗り越えたエンジェル・オーク、1989年にハリケーンによりダメージを負ったが回復し現在も成長し続けている。

Socotra Dragon Trees – ソコトラ・ドラゴン・ツリー【イエメン・ソコトラ県】

奇妙な形をしたソコトラ・ドラゴン・ツリーの生えるソコトラ島は違う惑星に来たような気持ちにさせられる。

そのユニークさをさらに増強させているのが、木を切った時に出る血のような濃い赤の樹脂。その樹脂の色からDragon blood treesとも呼ばれる。乾燥したソコトラ島の気候に順応した結果、傘をひっくり返したようなユニークな姿になった。

Jaya Sri Maha Bodhi – スリー・マハー菩提樹【スリランカ】

スリランカ北中部州アヌラーダプラにある菩薩樹。

紀元前288年、当時インドで栄えていたマウリア朝アショーカ王の王妃がブッタの菩薩樹の苗木を運びこの地に植えた。人間が植えた樹木では最古。信仰深い地元の人で賑わっている。

大藤 【あしかがフラワーパーク・栃木】

CNNにより絶賛され「2014年 世界の夢の旅行先10ヶ所」に日本から唯一選ばれたこともある大藤。

樹齢150年。2本の大藤が2000mにわたって花の房を垂らす姿は圧巻。見頃を迎える 4月中旬から 5月中旬の 1ヵ月間は 「ふじのはな物語~大藤まつり~」 が開催され海外からの観光客も多い。

大藤

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