ムイネーという土地をご存知でしょうか。
日本人にはまだ知られていないので
ニッチな旅行が好きな方にはぜひトライしていただきたい場所。
ムイネーへの道
ベトナムはサイゴン(ホーチミン)から夜行バスを使って約4〜5時間ほど。
寝台バスがあるのでこちらか電車を使ってみるのが○
サイゴン市内の旅行会社に行くと寝台バスの案内をしてもらえます。
片道 8〜10USD程度(日本円にして873円〜1020円程)
そこでついでにホテルの依頼もするとホテルの予約してくれるので忘れずに押さえておくと良いだろう。
キングサイズベッドが1つのホテルで朝食つき。それでも1部屋2,000円ほどから泊まれるホテルがある。
寝台バスは上半身が斜めに少し持ち上がった形になっていて、
2段ベッドが3列に並んでいる。道が悪い場所もあるので必ず快眠できるとも限らない。
ただし、車内はとても静かで薄いブランケットと水の用意もある。
5時間揺られて着くとそこは海沿いのリゾートだ。
目的の地へ
ホテルの人に話をして、現地を案内してくれる人をお願いする。
するとこちらも10USD/人程度で原付バイクに乗ったお兄ちゃんが現れ、
そこからは二人乗りでバイクを飛ばして行く。
そして辿り着くのがレッドサデューン(Red sands dune)だ。
そこまで大きくはないのだが、ここには子供たちがたくさんいて
到着するやいなやベトナム語で話しかけてくる。
何を言っているのかは定かではないがおそらく
「僕と一緒に遊ぼう!」というようなことを口々に言ってくる。
その人数約10〜15人ほど。
ほとんどの子たちが屈託のない笑顔で話しかけてくるもんだから可愛くなって一緒に遊び始める。
でも毎回毎回子どもたちは観光に訪れた人たちに砂丘を滑らせてあげるのだ。
発泡スチロールのシートに紐をつけたシートで。
一度砂丘を滑り落ちるともう一回!もう一回!と指を出して、迎えに来て一緒に駆け上がる。
何度か楽しんだ後、ありがとう!楽しかったよ!と伝えると。
僕が一番あなたに優しくしたよね?
僕が一番あなたを楽しませたよね!?
とそんなようなことを身振り手振りで伝えてくる。
お金を欲しているのだ。
幾らかのお金を何人かの子どもたちに手渡す。
お金をじっと見る、今度はこちらをみて「Com on(ありがとう)!」と一言。
何となく、持っていたチョコレートを子どもたちに配ってやった。
すると大喜びで満面の笑顔になり、チョコレートをものすごい勢いで食べた。
後に別の場所で聞いた話だが、子どもたちが稼いだその
お金のほとんどはその地域を管理する大人たちに取られてしまう。
子どもたちにお金を渡してもその子たちのお金にはならない。
だから何年経っても彼らは勉強する時間も無いまま大人たちから搾取される。
子どもたちに直接お金の支援を考える方は各所のNPO法人へ問い合わせを。
ツアーで出会った子どもたちへはお金とお菓子や
栄養価の高いものをプレゼントしてあげるのはいかがだろうか。
彼らの環境を見るといかに私たち日本人が恵まれた環境であるかを感じずにはいられないのでは。
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