数年前になるのだが年末にフィンランド人の友人を訪ねて、北極圏の町サンタクロースが住んでいる場所としても有名なロヴァニエミにきた。
友人宅で年越しを含む数日間過ごした中で日本の感覚とは違って面白かったことをご紹介しよう。
家にはやっぱりサウナがあった
サウナの発祥はフィンランド。しかもサウナと言う言葉はフィンランド語だそう。
フィンランドのサウナは焼けた石の上に水をかけて蒸気を発生させ温度・湿度調節をする。また葉がついたままの白樺で体を軽く叩きながら入浴する。美肌効果があり肌がツルツルになると言われてる。
サウナはフィンランド人にとって神聖な場所。フィンランドの人にサウナに誘われたらそれはとても光栄なことで「裸の付き合いは何も隠すことがない。心と心が通い合うプロセス。」だそうだ。なるべく断らず誘いを受けよう。
トナカイ料理が有名
筆者が行ったロヴァニエミはラップランド地方と呼ばれラップランド料理と言えばトナカイ肉と言うくらい代表的な食材。スーパーには缶詰も売られている。
サンタクロース村で可愛いトナカイと戯れた後のトナカイ料理だったので少々驚いたが臭みもほとんどなくとても美味しかった。筆者は定番の食べ方、マッシュポテトにベリーソースで頂いた。ソーセージなんかもあるそうだ。
冬でも雪の中バーベキュー
まさか真冬のマイナス20度の中しかも夜にバーベキューする人間がこの世にいるなんて思ってもいなかった。
フィンランドでも一般的なことではないのかも知れないが、一緒にいた現地の人間1人として提案に驚いていなかったので案外普通のことなのかもしれない。
ダウンを着込んで雪の中ビールと食材を持ち近くの川に向かってる時はどうなることかと思ったが、実際始まってみると、冬でも焚き火を囲みながら外で友達とバーベキューするのは楽しいことに気がついた。
年越しのカウントダウン
最後に年越しのカウントダウン。カウントダウン時に近くの川から花火が上がるということだったので、お酒を片手に見に行った。川には人が沢山集まっていて、皆さん陽気で話しかけてきたりもする。
しかし年が明け花火が上がりしばらくしてそれが終わると、皆あっさり帰ってしまう。
欧米ではクリスマスが1番の行事で、カウントダウンはその瞬間だけ盛り上がりあっさり終了することが多いが、フィンランドも例外ではなかった。
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