2018年にスペインのイビザに旅行で訪れ、2019年に夫とラーメン屋を購入し、ここでラーメン店を営んでいるChikaです!
こんにちは。
今日はスペインのイビザをどのように選んで、どのようにラーメン屋を開業することになったのか?について夫の知識や私の経験を元にお話ししたいと思います!
その前に海外移住する前にどんなことをしていたか?
2017年12月1日〜2018年3月まで夫婦で世界旅行をしていました。
その前、私はIT起業勤務の会社員、夫は共同経営者とIT/不動産/飲食店の3社を経営していました。
世界一周の資金・ラーメン店起業の資金は全て夫の貯金により賄われています。
スペインイビザを移住先に選んだ理由
実はもともとイビザがすっごく好き!ってことで選んだわけでも無いんです。
私はスペインの暖かい気候と美味しいご飯、そして素晴らしい芸術家たちの遺産に惚れてこの国に住みたい!と話ていました。
イビザの印象
私と夫久がイビザ島を始めて訪れたのは2018年8月。
第一印象はパーティーアイランドです。
Ibizaと言う島は70年代にヒッピーたちが集まり、そこからヒッピー文化・クラブカルチャーが発展した島でもあります。
また3千〜1万人を収容する大きなクラブがいくつかあることも有名で、観光客は恵まれた暖かい気候と美しい海、そして日夜繰り返されるパーティーを目的にこの地にやってきます。
と言うことで私たちの印象もパーティーアイランドで物価が高い観光地の島。海は綺麗だけど、今後もう一生訪れることは無いだろう。と思っていました。
出会い in オランダ
イビザでラーメン店を営んでいるAさんとの出会いは2018年2月のことでした。
夫の友人がオランダで生活できないか模索中と聞いて、一度会ってみては?と打診をいただいたことがきっかけです。
そもそも「一度会ってみては?」と打診された理由は、夫も私も2017年12月に日本を出て世界旅行に出た時から海外に住もうかな?と考えていて、そのことを周りにも伝えていたためです。
Aさんは
「イビザのラーメン店は現在ネットで販売をしていて、Oさんと言う購入者が見つかったところ。オランダに住むなら何か一緒にやりましょう!」
と、同じ母国をもち共通の友人との繋がりからとてもよくしてくれました。
その頃私たちはフリーランスビザが取得しやすく街並みた美しいチェコ共和国に住みたい!と考えていたので、それ以上に話は盛り上がらなかったのですが、突然の転機が訪れたのは、私たちの帰国後1ヶ月経った頃でした。
転機とチャンス
3月に帰国して、4月ごろ。
チェコ移住の話がどうにもこうにも進まず、悩んでいた頃に一本の電話が。
それがAさんでした。
「イビザのラーメン屋、Oさんの状況が変わって購入難しくなってしまったんですよ。
久くんとChikaちゃん、どうですか?やってみない?」
Aさんからの突然の電話、突然の打診。
人生が急展開した瞬間でした。
一晩考えて、私たちはこの誘いを受けることに決め、翌日には
「やらせてください!」と電話をしました。
この時点で私たちが持っていた知識と技術
会社経営:夫のみ経験あり
飲食店経営:夫のみBarのみ経験あり、
ラーメン屋:経験なし
ラーメンレシピ:なし
料理=私がバイトで勉強した程度、調理師免許あり
英語:夫は日常会話◎(アメリカ留学約1年)、私日常会話△(世界旅行中に勉強した程度)
スペイン語=0
イビザ島について:観光客程度
この通り、無い物尽くしでした。
ですが、もともと「海外移住する」ことが目的だったので、手段であったり、環境・仕事を選ぶのは後からで、よかったんです。
その後法的な諸々の契約や、移住するための準備にかかった期間はおよそ1ヶ月〜2ヶ月。
夫が2018年6月に現地入りし、私は1ヶ月後の7月に現地に入りました。
レシピ・ノウハウについて
ラーメンレシピ
ラーメンのレシピ、私たちはもともと持っていません。
ラーメン作りは素人です。
レシピは元オーナーAさんから購入し頂きました。
インチキだと思いますよね、それでも海外で日本食を営んでいく、と考えれば正攻法です。全く問題ありません。
ノウハウ
ほぼ無しの状態で始めています。
一年がたった今やっと、メニュー表の改善や値付けについて、また広告の出し方、出している内容について、学びながら試しては直す。ことを繰り返しています。
まとめ【海外移住をしてみて、必要だと感じたこと】
・海外移住したい人は「海外にしたい!」という希望を周囲に伝え続けること。
(想像もしないご縁に恵まれる可能性が)
・現地語が話せれば有利ですがその前に、英会話力が必要なので、海外にいく前から英会話勉強する。
(方法はオリジナルバージョンで映画を見る、外国人の友人を作る、英語日記をつける。など)
・資金の調達。場所や環境にもよるが1500万円以上。
(貯金だけではなく、クラウドファンディングや、投資家による援助を受けるなど時間をかけない方法も考える)
以上、イビザでラーメン屋になるまで。のお話でした。
次回はイビザでラーメン屋を開いて、最初に大変だったこと、苦労したこと、それから1年間で得た成果などをお話ししていきたいと思います。
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