2020年12月に長女をスペインのイビザの自宅で出産したChikaです!
自宅出産前にドクターからへその緒について聞かれました。
「自然に外れるまでつけたままにしておく?
3時間経ってから切る?それとも一晩したら外す?
胎盤は食べる?食べるならシチューか野菜炒め、作るよ!」
「え・・・?」と口が開いて閉じなかった。
ヤバいこと言われているし、ヤバいことを記事にしている感じはあります・・・。
なので、その理由について聞きました。
(わからない事や衝撃の話はなんだか気味悪く感じるものなので、世の中色々だな〜と読んでいただければ嬉しいです)
胎盤とは?
胎盤とは英語でプラセンタ。
美容の世界では馬のプラセンタOO%含有!なんて謳い文句を見たりしますね。
胎盤、それは子宮の中で赤ちゃんと共に過ごす臓器です。
この臓器、赤ちゃんのものでしょうか?お母さんのものでしょうか?
これは、赤ちゃんの臓器になります。
胎盤はお腹にいる赤ちゃんと同じDNAで、お母さんが摂る栄養から必要なものだけを濾過して赤ちゃんに渡しています。
そして胎盤から様々な栄養のほかに、大切な役目があります。
それは酸素を送りこむこと。
胎盤によって赤ちゃんは栄養と酸素を取り入れることができるのです。
このように胎盤で濾過したものを赤ちゃんへと届けるのが、へその緒です。
そして、この胎盤。
なんと赤ちゃんがお母さんの体の外に出た後も母親の体の中にある場合、酸素を送る力を失わないのだそうです。
だから、へその緒をいつ切るのか聞かれたんですね。
私が依頼したドクターは薬を使わないor与えすぎずに、人間の治癒力・生命力を活かして治療したいと考える人でした。
なのでこういった選択肢を色々と与え、知識を共有してくれたのかと思います。
私が出産した際に胎盤とへその緒にしたこと
出産後、へその緒をつけたまま胎盤を出産する
私が娘を出産した際、出産は最初の破水から26~27時間が経過していました。
娘は生まれた瞬間、少し弱った状態だったようです。
付き添ったドクターは少しだけ気になった様子で娘の手や足を触れて反応を見ていました。
娘は産まれてすぐに乳首を口にして母乳を飲みました。
(免疫と絆の面でこれがとっても大事なのだそう。)
そして、体にはたくさんの白い物体をつけていましたが、これも「彼女(赤ちゃん)にとって必要なもの」と言われ、洗ったり、剥がしたりせずにそのままにしました。
驚くことに1日しないうちにそれは吸収されていきました。
娘とはへその緒で私と繋がったままの状態。
ドクターからは「胎盤は2時間しないうちに体外に出るよ。何か出てくる感覚があったら少し力んでみてね。」と言われました。
言われたすぐ後の30分後にはその感覚を得て、「フン!」と一踏ん張り。
ドゥルン!と出てきた胎盤はガラス製のボールに受け止められました。
産まれてきた赤ちゃんとへその緒で繋がった胎盤
赤ちゃんとへその緒と胎盤。
産後3時間も経てば、胎盤の役割は終わると聞いていましたが、どんなものを食べようとも赤ちゃんを守ってくれた胎盤です。
この胎盤こそがこの世に届けてくれたんだから。一晩は彼女のために一緒に過ごさせてあげよう。
と思い、一夜開けました。
すると、思いのほかへその緒が期待以上に乾燥しました。
これは日本では考えられないレベルでした。
そうとなったら、へその緒が自然に外れるまで待ってみよう。
大切な胎盤とへその緒です。
腐らないようにしなくていけません。
出産に付き添ってくれたドクターとドゥーラから乾燥用にハーブを混ぜた砂をいただきました。
加えて、娘のへそには白色のこれまた泥(砂)をオムツ替え毎に塗りなさい。と渡されました。
この内容が一体なんなのか?
美容パック等で使われるホワイトクレイ
ですが、灰・白色の砂と一緒にハーブ(ローズマリーや松の木などが匂いとして入っていました)
両方をオムツ替えの度に行いました。
どちらも腐ったり膿んだりすることなく、順調に乾燥し4日後の夜。
オムツ替えの最中にポロ・・リ、と外れました。
見た目はへそに瘡蓋がついているような感じ。
この外れ方で合ってるの?と不安に思ったので、ドクターに写真付きでメッセージを送りました。
「遂に娘のへそのコードが外れました!!これで大丈夫ですか?」
「おお!おめでとう!それじゃあ彼女は遂にこの世に一人前の人間として誕生したんだね!
白い粉を引き続き彼女のへそにかけてあげて、乾燥を保っていれば問題なくヘソが完成するはずだよ!
おめでとう。」
言われた通りに数日間はオムツ替えや気づいた時に、白い粉をかけ続けました。
するとみるみるうちに出べそが引っ込んでいき、綺麗なおへそが完成しました。
(現在の娘のおへそ)
写真
まとめ
胎盤・へその緒について懐疑的に思う方もいるかもしれません。
もしかしたら信用ならない記事だと思うかたもいるでしょう。
この記事をまんまと信じるのではなく、ご自身で調べたり、医師・助産師に相談してみてはいかがでしょうか。
結果的に出産が成功し、娘が現在も健康に生きているので今回、医師の説明と自分の判断は間違っていなかった。と思いました。
が、それぞれの環境や健康状態などで全ては変わっていくかと思います。
ご自身・赤ちゃんにあった出産方法、そして胎盤・へその緒への措置に向けた一つの経験談として参考にいただければ幸いです。
ご質問・ご相談は記事の最後尾のコメント欄。
もしくは問い合わせページよりメールいただけますようお願いいたします。
ありがとうございました!
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