それ自体を楽しむ為やBGMとして気分を良くしてくれたり、場を盛り上げてくれる力がある音楽。それとは逆に人に苦痛を与え自白させる為に使用する音楽があるのをご存知だろうか?
それは20世紀に入ってから使われだした拷問の方法で、同じ曲を繰り返し大音量でかけるという物。一見軽いタイプの拷問だと思ってしまいがちだが、まったく反対で、肉体的苦痛のほうがよっぽどマシだと言う者も多く、音楽拷問を受けて精神を壊した収容者も多い。
音楽拷問は主流の拷問のひとつだったので、2008年にある団体がミュージシャン達に彼らの曲を拷問の道具として使用に反対するように働きかけていた。実際に講義をして使用を止めさせたアーティストも存在する。
使用されていた曲は様々で、ヘビーメタルから誰もが聞いたことがあるヒット曲も。
一体どんな曲が拷問で使われていたのだろうか?それではグアンタナモ湾収容キャンプなどでCIAが実際に使用していた曲のリストの一部をご紹介しよう。
Bee Gees – Saturday Night Fever
Deicide – Fuck your God
Eminem – The Real Slim Shady
イスラム教のテロリスト達にはエミネムのこの曲は彼らにとって極端に外国の曲で、やがて発狂していく。
Dope – Take Your Best Shot
Christina Aguilera – Dirrty
Ziryab Trio – Zikrayati
なんとか耐えられそうな曲だが、繰り返されることによって苦痛になってゆくのだろう。
Barney – Theme Song – I Love You Song
可愛いはずのキャラクターがトラウマになりそうな恐ろしいバケモノに見えてくる。
Meow Mix song
これは精神が崩壊していくのも分かる気がする。。。
Marilyn Manson – The Beautiful People
Queen – We Are The Champions
他にもレッド・ホット・チリ・ペッパーズやメタリカの曲も使われたことがあるらしい。ヘビーメタルなど精神が崩壊していくのが理解できるものもあるが、中には有名なポップ・ミュージックや子供向けの曲まで多岐にわたっている。たとえどんなに好きな曲でも大音量で繰り返し流されることによって同様の効果があるのかも知れない。
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